「放射能を測りに来たのですが…」と威勢のいい、スラリとした年齢不詳のハンターがやってきた
年齢不詳というのは、一見して同じ年代か?
ひょっとしたら十歳ぐらい若いのか?
と言う歳である

別に”ハンター”と名乗ったわけではない
「獲ったクマ肉を測って欲しい」と持ってきたのである

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ボランティアの平佐先生と話をしているのを聞くともなしに聞いていると

「クマ肉を売っているので、できるだけ小さな値まで図りたい」
「経年変化を調べてみたい」と言う
クマの経年変化と言うのは、意味があるのか?と思うが…
どれぐらい移動するのかわからないが、あちこちを移動して餌を食べ歩くので、
どこの餌を食べたのかが問題なのだが

店のそばに、よくクマが出る
それは北上山地の尾根伝いに沿岸の方からやってくるというような話を聞いた
よくシカも出る。茶色のシカだったり、大柄のグレーのシカだったり、
カモシカとニホンジカの区別がつかないので「シカ」と言うが…
食べ歩きながら出てくるので…(まさか弁当を持って歩いているわけではないだろう)
あちこちの木の実を食べながら歩くから、どこのクマがやばいか?と言うのは
何頭も測ってみないと傾向もわからない

まぁしかし、猟で生計を立てているのだから、
あの地域のクマは、ここまでは移動しないというような可動範囲がわかっているのかもしれない。

その年齢不詳のハンターは、「メールアドレスも…ファックスも…もたない」
そして「介護をしているので、家を離れることはなかなかできない」という。
測定したデータを送るのに郵送でしか送れない
そのうえに精密測定だから、正式測定で比重がはっきりわからないと測定費用が計算できない
困った。

しかし、今どき、FAX機能なしの固定電話しか連絡先をもたないというのは、よほど山奥に住んでいるのだろうか?

残金も入れて郵送で送ることにして、帰った後、梅さんが言う
「オモイシさんは、何時も来るの?」
「知っているの?」
「昔、有機農業をやっていた人だ」と言う

川井で獲った熊肉は70Bq/kgぐらいでたが…
南昌山で獲ったというクマ肉は…