弁護士から封筒が届いた。

「40過ぎたら医者と弁護士を友人にもて!」と、よく言われる
医者より先に、坊主を友人にもった小生の人生は、どうなるのだろう!

弁護士の友人はいるが、だんだん高齢化している
そろそろ新しい弁護士の友人を…と思ったら最近は弁護士事務所に就職する若手弁護士が多いという
会計士や税理士もそうだという
だんだんすべてが大きくなって、一人では対応ができないのだろう
それ以上に中小の企業や自営業者が疲弊してきてクライアントとしては、相手にされなくなってきたのかもしれない

 

弁護士の手紙は悪い予感がする。しばらく放っておいた。
しかし、時間が経ってもこれは解決しない
しかたなく、開封した。


なんだ「盛岡納豆」の債務を弁護士口座に振込めという手紙だ

これは振り込み詐欺に使えるのではないか?と一瞬思ったが…
ついつい少額だったら関わりたくないから、すぐ振り込んでしまう
 

しかし、先日の豆腐のH食品といい、「盛岡納豆」のM商店といい、日配品の大豆加工の地場食品工場が次々と倒れる
岩手は本来、大豆の大産地なのである。
そのなかでも盛岡は、豆腐の消費量が日本一で、一人年間100丁食べるという。
(小生の場合は180丁は食べている。一丁を2日に分けて食べているから…)
その盛岡でも中小豆腐屋が150軒もあったという。今は、数少ない。10軒もないだろう
 加賀野の小さな自転車に乗っけて売り歩く、薪で大豆を焚く豆腐屋も、この前閉めた、
そういえば「寄せ豆腐で有名な工藤豆腐店は…」と言ったら、友人は「あれはもう、二三年前に閉めた」という
いつのまに閉めたのか?油断も隙もない。

大豆の産地であり、盛岡は岩手山の美味しい伏流水が流れている
それを利用した「盛岡納豆」は、納豆だけでなく、大豆もやしも生産していた
当店は「盛岡納豆」から、大豆もやしを仕入れていた。
一般的に出回っているのは中国産の緑豆もやしだが、「盛岡納豆」は岩手産の大豆もやしである。
そういう地域の資源を利用して作った商品よりも、
大工場のオートメーション化された大量生産品が「安い」と言って売れるのだ

経済が文化を駆逐する

それでいいのか!
たぶんそれは、消費者に跳ね返ってくるだろう
子どもたちの働く場所が無くなって…
高齢化した街と買い物難民となって…
そんな人間たちを、じ〜っと眺め、高みの見物の岩手山がいた