うら寂しい場末の酒場だ

ちょっと昔は小奇麗だったような老婆が独りで切り盛りしている

こんな居酒屋が好きである。
なんだか自分の人生と重なり合うような気がする
年月を重ねて、飾らない、そしてなんとなく居心地がいい

モッキリを頼み
「何かつまむものを…」と言うと
「厚揚げの煮たのが…」
「それ!頂戴」

ちょっと甘めに煮た厚揚げが、一口大に切って5〜6枚
一合にはだいぶ足りないモッキリを、空にするのと食べきるのと一緒だ

おっ!バスの時間だ!いくら?

 

なんとなく、流行っているのではなく落ち着いた空間で呑みたくなったのは

茶木みやこライブIn専立寺

を聞いたせいだ

歌手はよく知らないが、メロディーはどこか懐かしい
なんといってもフォークソングだ
なつかしいあのフォークギターを抱えて歌うのだ

と言ってフォークソングに詳しいわけではない
当時は、グランドとバイトの往復で、音楽などは流れるままに聴いていただけである

「知っている歌手の名前を出せ」と言われると
「吉田拓郎」「岡林信康」あとが、出てこない
そして、どんな唄を歌ったのかしらない
たしか「銭湯帰りに、洗い髪が濡れて…」とか、そんな唄のような気がするが…

このライブの歌手は「ピンクピクルス」というデュエットだったという
デュエットといえば、「ピーナッツ」か「こまどり姉妹」だろう

フォーク→デュエット→こまどり姉妹→居酒屋

こんな思考回路である(泣)