電話がかかってきた
「今よろしいですか?」と女性のようだが聞いてくる
こういう電話は。だいたいが勧誘である!
「なんのようですか?」と忙しぶって切ろうと思ったら…
「お弁当つくりませんか?」と言う
「うん…?」

「あの〜お弁当作っていただけませんか?」
「はぁ〜作ってますが…」

「こちらからの注文で作っていただけますか?」
「それはそれはいつもやっていることですが…」
「いや、こちらが営業と配達をしますので作るだけなのですが…}
「?」

「ようするに弁当の下請けをやれということですか?」
「はい、作ることに専念できますが…こちらでカタログを配布したり配達まで全部致します」
「はぁ〜、それでこちらにどういうメリットがあるのですか?」
「はい、営業をしなくても良くなりますし、配達の経費が浮きます」

「なるほど…しかし、毎日メニューが替わるので、そのカタログはどうしますか?
今日と明日ではぜんぜん違うメニューになるのですが…」
「主菜は決めていただいて副菜を変えていただければ…そのようにカタログをお作りします」

「それではそのへんの弁当屋と一緒でしょう。うちは旬をテーマにした幕の内みたいな弁当だから、どれが主菜かは、その日の食材の入荷で決まるのですが…人ができないことをやらないと中小企業は生き延びていけないのだから」
「そうですね。また機会がありましたら…」と言って切れた

なるほど、こんな商売もあるのだ
ちいさな食堂や、新規の弁当事業に乗り出そうというレストランが利用するには手っ取り早いかもしれない
そんな商売がどんどん盛岡にも入ってきた
行けるとなると、どんどん参入してくる
頭のいいやつには、かなわない
こちとらは体力勝負で迎え撃たないと…

しかし、油断も隙もない