ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

あこぎな宣伝

子どもが某ブラック企業のワッペンをはったシャツを着ている
聞いたら

「協会が主催して大会を開催し、スポンサーになっている」と言う
子どもの大会に、ユニフォームを支給して、しっかりと宣伝している

恐ろしい

子どもの頃から、しっかりと刷り込もうと言う遠大な下心か…
大きな企業は長期的に、ものごとを考えられるが…

今、大企業が世界に羽ばたき、どんどん大きくなることではなく
地方が、ちいさな雇用を生み出すことが必要なのだが
逆に、どんどん縮小していかないと続かない

 

ちいさなところは、その日その日が精一杯である

御飯と味噌汁

日曜の昼下がり、幼子を連れた家族が食事に来た
ご飯物を注文したかったようだが…
ご飯が無くなっていた

というよりも、ご飯を炊き上げるタイミングが悪かった
次から次へと来る客が、ご飯物ばかり頼むのである
いくら美味しいご飯だと謙虚な宣伝をしても、肝心のご飯が間に合わないとどうしようもない
炊きあげるのに時間がかかる。これが欠点なのだ。
”大量に炊いておけば…”と、とうしろは思うだろうが…それが炊けない。
美味しく炊くには、羽釜の半分強ぐらいの量を炊かないといけない
だから3升釜で、”いっしょうごんごう”炊くことにしている
”いっしょうごんごう”は、約2kgのコメだ。ご飯になると約4kgになる
ご飯茶碗に盛ると、40杯ぐらいだろうか…
弁当をつくると17〜18人前になる

その日は、弁当が60人前ぐらい、そして朝定食の客が8人も来た
たぶん釜が6回転ぐらいしただろう

 

そういえば、朝定食のお客に、調理師学校の先生がいた
「美味しい御飯と味噌汁の店に、食べに来た」と言う
大変嬉しい限りだ。
また夜、
「おたくの美味しい味噌汁の作り方を教えて欲しい」と言われた
 

味噌汁はダシが決め手だ。きちんとダシを採らないと…
よく本では、昆布ダシの取り方は、水から煮て煮立つ前に取り上げると書いてある
そんな上品なダシではどうしようもない
と言って下品なダシをとっているわけではない

昆布と鯖と鰹と椎茸を…6時間ほど煮だすのである
20リットルの寸胴鍋が15リットルぐらいに煮詰まる
それほど煮出すのである。そのダシを使用している

ダシというのはアミノ酸である。
しっかりとしたダシは旨味成分が十分に引き出されているのである

よく「だし入り味噌」というのが売っている
ダシを作らないから簡単だと多くの主婦が買い求めている
ところが味噌は発酵食品である。
発酵と言うのは微生物が活発に活動して有機物を食べ熱を出している行動である
だからだし入りと言うのは、微生物がアミノ酸を食べているということである
食べるとどうなるか?
個人の主観だからなんとも言えないが…香りが消えるという
その辺のことは多分メーカーも工夫をして
アミノ酸を食べない微生物や、食べきれないほどのアミノ酸を入れているのだろう(?)

いずれにせよ、しっかりとしたダシと豆味噌が当店の自慢の味噌汁である

「もう御飯と味噌汁があったら…何もいらない」と言う食堂にするのが夢である

 

ヘルプ

麻の実である
麻の実の品が揃った

朝のみ販売しているわけではない

朝は、はよから仕事をしている
麻は、はよからあったが、最近無くなった

 

そういえば浴衣に麻の模様をよく見たものだったが
あれが麻だっとは…、夜、気が付いた(?)

  

    

麻の葉模様がなぜ見えなくなったのか、それを検証したい
というわけでは無いが…

麻を栽培した覚えがないが
庭に植えたポピーが麻だった
花の栽培者が「大麻なんか植えていいの…」と言ってきた
そうかぁ〜麻は、大麻だったのか?

それで「麻の栽培」は消えていったらしいが…

そんな麻の栽培を復活させようとあちこちで動き始めた
そんな朝のみ商品を…
もとい
麻の実商品を並べた

麻の実ナッツ。麻の実そば。麻の実パスタ。麻の実油。麻の実クッキー。麻の実チョコレート

こんなに並べて売れるのか?

ヘルプ!
麻の実は英語でヘンプと言う!(知ったかぶり)

 

 

原発のように…

一ヶ月前にチラシが回ってきた。
「電気の配線工事をする」と言う某東北電力からだ
"日常の仕事に差し支えないようにする"と書いてあった

その後一週間ぐらいして担当者が来た
「土・日は客が多いので、工事はしないでくれ」と伝えて
担当者は「日常の仕事に差し支えないようにする」と言って帰った

その日の早朝、工事会社の車両が店の前に止まっていた
警備の人が「邪魔にならないように端っこに車を置かせてくれ」と丁寧に言ってきた
了解した
工事の会社の人が
「工事をしますので、入り口は塞がないで通れるようにします」と丁寧に言ってきた
了解した。
現場の人が
「邪魔にならないようにしますので、電線のドラムを置かせてくれ」と丁寧に言ってきた
了解した

ずるずると了解していったら、どえらい台数の工事車両が列を組んで一斉の工事を始めた
「金曜日中に終わるのか?」
「いえ、ちょっと土曜日までかかります」
「う〜ん」

  

細かな了解をしていくと、最後は押し切られて大事になるという某電力会社の策略にはまってしまった

そして工事が終わって、某電力会社の社員が挨拶に来た

「無事に工事が終わりました。ご協力ありがとうございました」
「最初に土曜日は工事やるな!と言っているだろう」
「すいませんどうしても工事の日程が、土曜日しか取れなくて…」

とにこやかに言って帰った

最初から、こちらのいうことを聞くつもりがなかったのだ(怒)
原発のように…

謙虚な宣伝

ある雑誌が取材に来た
ググットとか…ビビットとか…心に突き刺さるような雑誌の名前だ

お米の特集をやるという

そうか、そんな季節だ
秋になると雑誌からテレビから、新米特集をやる


当店の売りは…米である
何時もそう言っているので、そんな時は何時も、どこかが取材に来る

自分の「米が旨い」というのは農家は誰も言う
しかし農家は、他の農家の米を食べたことはない
コメ屋は、「美味しいコメです」と言う
しかし、ご飯を炊きあげて提供しているわけではない

美味しいコメを美味しい炊き方で提供するのが産地の食堂なのだが…
残念ながら、産地の米はそこそこ美味しいから、そんなに気を配らない
いきおい、採算にあう米を導入する
そこで観光地(’産地)の食堂は、美味しくないという
また料理長は惣菜にばかり気を使って、自己主張しないご飯は、ほったらかしにする

そこで当店は、「米とご飯」を売り物にしている
「炊く」という調理は、「煮る」と「焼く」と「蒸す」が合わさった調理のことを言うと聞いた
美味しいコメでも、美味しい炊き方でないと美味しくならない
その前段として、保管方法、精米方法がある
美味しい保管方法、美味しい精米方法、美味しい選別方法などなど
さまざまな段階で様々な工夫が必要である

そして、「ご飯だけでも十分に美味しいね」という言葉を引き出すように日夜研鑽を重ねている

米の美味しさは土である
ほとんどのところが、地方名で売っている(例 魚沼産)
ところが田んぼ一枚一枚土質が違う
一番味の違いは、土質である

ほとんどのところが、品種で売っている(例 コシヒカリ)
北関東など昼夜の温度差がないところは美味しくない
北関東の米どころなど、聞いたことがありますか?

まして食堂など、本当の米の炊きかたを知っているところはすくない
だいたいが起きたら炊けてる炊飯器だ

そして家庭用炊飯器メーカーが、こぞって「羽釜炊きの美味しさ」と言っているが
羽釜にまさる炊き方は無い、ということだろう
その羽釜の炊き方を知っている人は、ほとんどいない

つまり、ほんとうに美味しいコメを、ほんとうに美味しい炊き方で作っているところは
「無い」ということである

ここで謙虚に宣伝したい

美味しい米とご飯は、当店で…

 

ちなみに当店の食堂で利用している米は、
当店販売の主力品種「今すり米」である
江釣子の和賀川沿いの沖積土で作られたヒトメボレである。
あの花巻東の監督の実家の父親が作っている米である

その米を低温保管で、タンパク質が変性しないように低温で精米し、炊飯の均一化のために小米を選別し
火力の強いガス火を使用しながら、熱が均一に回る羽釜で炊きあげている
至高の米の選別と炊飯方法である

分相応

今回の弁当は「松茸ご飯」である。

別に松茸が余っている訳ではない
松茸が豊作で安い訳ではない

それなりの値段の弁当である
こういう値段の弁当だと、思いっきり厳選した旬の素材が使えるから嬉しい

これで個数が多いと…
もう店を閉めてもいいかぁ〜と言う売上になる
ところがなかなか、そんな数量の弁当の注文は出てこない

そして安い弁当も、たまにある
それは数量が多い
数量が多いと手間がかかって、売上がいかない
しかし、注文が無いより嬉しい。

 

注文弁当は、なかなか難しい物がある
一番むずかしいのは配達だ。
同時刻の二件の注文には応じられない、配達が難しい
安い弁当と高い弁当が二つ入ると、作る手間が大変だ

やはり一日一件でないと

 

先日クレームが来た
「髪の毛が一本入っていた」と言う
その日、注文をダブルグッキングしてしまった
そして、その一つが直前に倍の数量変更になった
一日一件の注文が、二件になり、その数量が生産限度を超えてしまった
あわてて店の人員総出で作ったものだった
 
やはり限度を超えた受注はしないほうが良い
地道に分相応に…
 
「地道」「分相応」そんな言葉が最近廃れてきたような気がする
社会は、「活性化:とか「成長」とか派手な言葉が受けるのだろう
基本を忘れてはいけない

七十二候

カレンダーの面白いのがないかと、この歳になると思う
先がないと、日々見るものも楽しくないといけない

何時も何時も数字だけ…
風景に日付がついたやつ
 

まぁ当り障りのないのが一番使い勝手がいいのだが
そういえば整備工場に貼ってあった奴は裸の女だっだ

自分の部屋には、一年もののカレンダーを張ってある
2ヶ月先3ヶ月先のことを考えるのに必要だ
店の自分の机には一ヶ月ものの卓上カレンダーが置いてある
目先のスケジュールを書き込むのに便利だ

手帳にもカレンダーがあるが、殆ど使わない
会議に出かけて曜日を確認するためだけである

そういう意味ではカレンダーは、必需品だが
そういえは、おしながきのメニューの前書きに時折、24節気72候を書き入れる
それをいちいち今日はなんだっけ?とインターネットや卓上の本で調べる

今日は「雷乃収声」である

秋分の初候は、雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)です。
次候は、蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)です。
雷乃収声の前候は、玄鳥去(つば めさる)でした。
気づくことは、これらはすべて春の候と対になっていることです。
春は、蟄虫啓戸(かくれたるむしとをひらく)、雷乃発声(かみなりすなわ ちこえをはっす)、玄鳥至(つばめいたる)の順になっていて、四季の巡りの微妙が、この七十二候に映し出されています。

さて、雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)ですが、読んで字の如く、雷が鳴り響かなくなる季節をいいます。秋分の日を告げるのが「雷乃収声」だというのは、とてもドラマチックな話だと思いませんか。

夏の間、夕立とともに鳴り響いた雷鳴は、この頃になると鳴りを潜めます。遠雷です。遠雷は夏の終わりを告げる雷です。

そんなことを教えてもらうカレンダーが出来た
1500円/部

 

農家の嫁の事件簿の絵が田舎の24節気72候を表している

いわいずみの手仕事市の成果である

45年

結婚式に出た。いや結婚披露宴だ
いや大宴会だろう

魔子様は言う

「こんな席順表、みたことがない。
いつもなら、半分でも多いくらいだ」

ホテルの会場は、びっしりとテーブルが並べられ芸能人の結婚式のようである
芸能人の結婚式は出たことも、見たこともないが…

その大宴会の前に、駅前の美術館によった
館長は、高校一年の時の美術の先生だった
45年ぶりだった

そして会場の同じテーブル席には、一学年先輩が…
ラグビーでスクラムを組んだ仲だった
45年ぶりだった

そして会場にいた元助役は
以前住んでいた街の家の前の家だった
45年ぶりだった

45年ぶりの大宴会は延々と続いた
長いながい永い宴会が続いて

しびれを切らしてホテルのバーで

 

新郎の父親がえらいと、こんなに結婚式をやらないといけないのだ
新郎の父親の挨拶は、さすが慣れているとはいえ、言葉の端々には緊張が

こちとらは気楽だ。どうせそんなに人数も集まらないだろうし、知人ばかりだ
と煽るようにマティーニを…

あの田も

渡辺晴久は車に乗って戻ってきた

「あの田もすっかり見て来たよ
陸羽一三二号のはうね
あれはずゐぶん上手に行った
肥えも少しもむらがないし
いかにも強く育ってゐる 」

と宮沢賢治バリに声をかけた

陸羽の田んぼを見に来たわけではない。
岩手でもできる甘いさつまいも、クィックスィートの出来具合を見に来たのである
「もうすこしだなぁ〜、もうちょっとおがって欲しい」と伝え

そのあと
盛岡で洪水被害が有ったという松川周辺に向かった

 

稲がなぎ倒され、護岸が崩れ、立木が倒れていた

すごい豪雨だったことが一目瞭然

しかし、その一段上には

何時もと変わらぬ岩手山がいた

 

発泡スチロール

田中清憲のところにトラックが止まっていた
そして、大量の発泡スチロールを置いていった

 

「どうすんだ!こんなに…」
「いやブロッコリーは、これに入れて氷を入れておけば一週間は持つらしい
先方からの指示で…
これが高いんだよ。一個250円もする」

「安い!このまえプータロ村に3kg入の氷を10個届ける発泡スチロールを買ったら1750円した
氷代が4500円で箱代が4000円もしたのだ!
だいたいが以前はポイ捨てできたのに…
今は八百屋から出てくるのは産業廃棄物でゴミ屋に出せない。こんなの使うなよ」

「そうなんですよね。粉々にして何かに混ぜて家庭用のゴミに出さないと…
そうだ、余ったらうちにください。秋野菜の保存用に利用しますから…」

発泡スチロールは、高温になるため焼却炉の炉壁を傷めるという
しかし、生ごみで温度を下げるから混焼してもいいという話もある

いずれにせよ化石燃料からつくられたものを使わないような流通ができれば一番いいのだ
それは近くの人に食べてもらうということなのだろう

ただ生産地の地産地消は、逆効果である
食べる人が少なすぎるというよりも、作る量が半端でないから
そこには値段競争と、値段競争に敗れた大量の生ゴミが生じるだけである
それを調整する仕組みが卸売市場なのだが…

卸売市場があぐらをかいたのが、産直ブームの原点なのだろう

月別アーカイブ : 2013年9月

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