ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

ヘンプカー

東北六魂祭では「福島は、わらじ祭りだ」
「それでは恥ずかしすぎる」と福島出身の若い友人は言う
「相馬の野馬追」が良いのでは…と福島県の人は言う
しかし、中通り(内陸部)の人は、おもしろくないのだろう

そんな福島のためではないが…
店のこびる食堂に、わらじが飾ってある

これは日本兵が作ったわらじだと思う(もう古くて、誰が作ったのかもわからない)

それは、どうでもいいのだが…
要するにわらじを脱いで、ゆっくりしてほしいと言う意味だ
(パンツを脱いで、ゆっくりしなくても良い)

そんなゆっくりしてほしいと願ったこびる食堂のヘンプカーセミナーは
芋の子を洗うような多くの人で賑わった
(芋の子のような人ではない)

魔子様は、「どうやって人を集めたの…」と聞く
「フェイスブックだ」と応える
フエイスブックが何かをわからない魔子様は、深く頷いた

しかし、30人限定に30人集まるとはすごい集客力だ
主催者の人柄に寄るものだろう
(ひげの旦那のほうではない。都会育ちの美貌の奥様のほうだ)

そこでヘンプだからと、ヘンなヒップの料理を出したわけではない

ヘンプ(麻)の料理だ
麻の料理をしらない人は、七味唐辛子に入っている大きな粒を思い出してほしい
あれが麻の実なのだ

そんな麻の実を砕いたものを、あえて、混ぜて、かけて、作った料理のかずかず

 

こんな別注料理もできるのだ
うちの魔子様は…

赤とんぼ

パンツ一丁では寒い
だから、パンツ二丁にしようかという問題ではない
パジャマじゃ暑い。ドテラではもっと熱い。
 

そろそろ秋だ
今日も空は晴れ渡っているが、あの大阪や東京みたいに

「今日も暑い」というような青空ではない
なんとなく、さわやかな青空なのである

フードファームにも赤とんぼが停まっている

岩手の一番長い季節がやってくる
 

客土

クロちゃんが長いこと電話を抱えている
どうやら配達依頼の注文の電話らしいが…
なんだか苗ハウスの方にまでいって現物を確認している
電話が終わって報告に来た

「雄花ばかり咲いて雌花がつかない」というクレームだと言う
「野菜畑で買ったカボチャの苗だ」と言う
「”肥料をやったらどうか?”と言っている」と言う

重い腰を上げて、出かけていった

なんと一ヶ月以上前に何本か植えたかぼちゃの苗が、そのまま…
良いものでも、1mもツルが伸びていない

「これは雄花が咲かないと言う問題ではなく、土ができていないのですよ
この土は、どこから持ってきました?
黒土に見えますが…よい土ではなく、悪い火山灰土ですね…
スギナが多いし、だいぶ酸性になってますね…
雪が降るまえにたっぷりと堆肥を入れて耕起して。春先に石灰を投入してまた堆肥を入れて…
一坪あたり10kg以上堆肥を入れないと…
それぐらいしないと土ができてきません、時間がかかりますね
まぁ、でも良い土を客土するのが一番ですが…」

と庭のあちこちを見ながら伝えたら、大きな声が聞こえた

「何を言ってるんだ!」
{なんとか言え!」
「○X△▲○XX!!!!!」

隣の家だ
「夫婦げんか?」
「いや、子どもを怒っている」
「怒りすぎじゃない?」:
「いつもは、もっとひどい。
 今は、お父さんが怒っているのだけど、
 お母さんのほうがすごい。とても聞いていられない。」

そのうちに子どもの泣き声が聞こえた
「児童相談所に言わないと…」
「近所で言いづらいわよ。向かいの家が警察官なんだけどね…」

子育ても、植物と一緒だ。
家庭というしっかりと根を張れる基本の土が大切だが…
ひょっとして、客土までしないといけないかも…

身土不二考

 

昭和30年代だろうか…
「金の卵」ともてはやされた、中学生たちがいた
街には職業高校が必ず有り、商業・工業・農業と…
そして、それぞれに就職先があった
若い人たちの働く場が数多く有った
そのときの国は、閉じていた

 

今グローバル時代になって、人件費の安い国へ製造業が行き
人件費の安い人が日本のサービス業に稼ぎに来ている
若い人たちの働く場所が無くなった
今、国は開いている

 

地球という閉じた空間で人が暮らしている
気候や風景や、自然の違いの中で人が暮らす

発想や思惑などの思考方法は、風土の違いで現れてくる
その違いが「国」や「宗教」のような気がする
それを合理的に均一化してしまおうというから無理(戦争)が起きる
 

そこで、無理の無い別の均一化をすることになる
人間の労働を貨幣に替えて、働く質や技も均一にしてしまう

お互いの個性を尊重しと言うが、貨幣は価値観を均一にしてしまう
世界共通のルールが、簡単にできる

国を開くということは、その人々の違いを認めないということではないか
 

これは日本でも一緒だ
閉じた地域は、閉鎖的と言われる
しかし、そこにはおもいやりとか分相応とか、助け合うとか、

そんな非合理の地域の暮らしが仲間とともに有った・

都市と言われる開かれた地域は、個人が閉じている
そこには貨幣を媒介した薄い合理的関係性しかない

今の人にとって、それは心地よい空間である。煩わしくないと言う

そして、すべて人に決めてもらう。
国の将来も、ルールも…多くの人が納得する合理的ルールを…

考え方の違う人達が地域で決める、非合理のルールは、煩わしいのである

 

そこで今「俺がルールブックだ」という賢い独裁者が求められる。

ルージュ

店に向かっている途中の396号線で携帯が鳴った

”こまったなぁ〜後ろにパトカーが…”
運よくもらったゴールドカードを取り上げられても…
しかたがないので
車を寄せて止めた途端に切れた。
携帯の画面を見た
着信記録は、先ほど寄った「大和田」とあった
 

電話をかけると、すぐ出た。
「やっぱり、金返すから、
さっき持って行ったぶどう!
廃棄して処分してくれないか?
糖度は16〜7度あるんだけど…
酸が抜け切らない」

8月20日から出荷が始まると言っていた彼だが
一番最初のぶどうは雨続きで、糖度は出たが酸が抜けずに糖と酸のバランスが自分の思惑と違うようである
ここ2~3日の天気で良くなると思うのだが…
今年最初の出荷は、サニールージュである
種なしの赤ぶどうである。

大迫の大和田は、ワインを作りたいと言って大迫に戻ってきた若き中年である
学生時代はG大の農学部で過ごしたが、実家の旅館を継いでいた
それをやめて、また戻ってきた。
高齢化する大迫のぶどう農家の若き中年の担い手であるが、
独りなので手がたりず農協出荷と市場出荷しか今までしていない
そんな彼のぶどうを、店に並べようとしているのだが…
自分の名前をつけて売るとなると、慎重になるのだろう

他の産直とちがってちいさな当店は、個人が特定される
(他の産直は、あまりにも生産者が多くて個人が特定されないし、何回も行くところではない。
多くて週に一回、たまに寄る程度なので店との付き合いが深くない。
つまり「顔しか見えない産直」なのである。
当店ならば週に二〜三回、顔をみせる客もいる。
文句も評価も常に特定されて、すぐ言えるということだろう
顔も考え方もわかる産直のような店なのである
それが当店の強みなのだが…

これから出てくるのは、アーリースチューベン。ポートランド。ノースレッド。ピオーネ。紅伊豆。
ご存知キャンベル。ナイヤガラなどなど…

三部リーグ

サッカーは嫌いである
なんといっても、足しか使えないというのが気に食わない
手を使わないで足でボールを蹴って、思うように動かすことができるか(怒)
男ならボールを抱えて身体ごと突っ込んでこい

というのでラグビーが好きだ

だいたいにしてサッカーは、まどろっこしいー
テレビで見ていてもイライラする。
途中でションペンに行くと、点が入っていたりする
野球とサッカーは、ションペンタイムの時に、見逃せない場面がでてくる
その点、ラグビーは見逃すことができないからションベンに行こうなどと思わない
もし尿意を催したら、垂れ流しだ

そんな話を書こうと思っているわけではないが
サッカーのJリーグに「三部リーグができた」と言う話がテレビで流れた
たぶんそれで最近「じぇ、じぇ、じぇ〜」と言う言葉が流行っているのか?と思う

友人から「その応援歌を作ったらか聴いてくれ」というメールがきた
彼は、半分「プロ」で、半分「アマちゃん」である。

じぇじぇじぇすげぇ〜!

ヘンプ

ヘンプカーがやってくる

「ヘンプカー」ってなんだ?と言う
ものを知らない人に説明するが
 

形の変わった女性のおしりではない
それは変な形のヒップだ

ヘンプとは「麻」である
あの勝新太郎がパンツの中に大量に入れて持っていたものである
だから「大麻」と言う(嘘)

そんな勉強をしようと、ヨガの先生が企画した

28日晩のおすすめイベント

 

ヘンプカーが岩手にやってくる!!
ヘンプを絞った燃料で、今年は東北ツアーを回っています◎
日本と麻の深い歴史と、地球にも人にも優しいヘンプについて、皆で楽しく学びましょう☆

日時:8/28(水)18:30-21:00(18:00開場)
料金:2000円(*ワンドリンク+お食事込み)(*小学生未満のお子様は入場無料)
定員:30名(*要予約。定員になり次第締め切ります。)(*定員がありますので、当日キャンセルはお断り致します。)
会場:ちいさな野菜畑(岩手県盛岡市三ツ割鉢の皮36-23)
お問い合わせ・お申し込み:『太陽と月の家』 (電話:090-9334-5026)
(メール:sun.moon_and_star@hotmail.co.jp)
《内容》
①セミナー『日本の麻文化と麻の未来について』
②ヘンプカー燃料の麻の実の油絞りのデモンストレーション
③ヘンプ商品物販
《講師》

・菊地治己
・1950年岩手県盛岡市生まれ。北海道大学農学部卒。
同大学院博士課程を中退して1977年6月に道立中央農試に就職。
上川農試水稲育種科長、北見農試研究部長、十勝農試場長などを経て、2011年3月に上川農試場長で定年退職。
専門は作物育種学。「ほしのゆめ」、「ななつぼし」、「ゆめぴりか」などの道産米の品種改良に従事。
退職後は、旭川市に農業活性化研究所を設立し、有機農業や産業用大麻の普及啓蒙活動に取り組む。
有機農業技術会議理事、北海道ヘンプネット世話人代表、上川ヘンプ研究会幹事長。北海道大学農学博士。
・中山 康直(なかやま やすなお)
縄文エネルギー研究所所長 民族精神学博士
1964年 静岡県生まれ、幼少の頃より大和精神文化の影響を受け継いで育ち、1978年の臨死体験から惑星文化の記憶を授かる。
1996年 戦後、民間では始めて「大麻取扱者免許」を取得し、環境、伝統文化、歴史民族についての麻の研究をベースに、「縄文エネルギー研究所」を設立して、麻産業のコンサルタントやヘンプ製品の開発業務を行う。
1997年 丸井英弘弁護士と「麻エネルギー研究開発学会」を設立。
2002年 ヘンプオイルで日本を縦断したヘンプカープロジェクト 2002実行委員長兼運転士を務める。
2003年 「地球維新」という環境と平和をテーマとしたTVドキュメンタリー番組を企画し、大変な反響を得る。
2008年 地球維新元年、様々な講演会、イベント企画、番組プロデュース、企業コンサルタントを通して、誰もが楽しめる社会を提言。
現在 宇宙、地球、生命という壮大なテーマへの探求と学術、芸術、氣術を統合した実践活動を行っているピースクリエーター。著書に「麻ことのはなし(評言社)」「地球維新(明窓出版)」「2012年の銀河パーティ(徳間書店)」などがある。

 

しんとして

松園夏祭りでトウモロコシを焼いた

里山生活学校でもトウモロコシを焼いた

岩手のトウモロコシの旬は、7月20頃から9月中頃までである
ところがお盆前が一番需要が多い。
いきおい生産もそこへ集中するのである。

トウモロコシというのは秋の食べ物と言うイメージがする
それは中学校の時に習った

 

しんとして幅広き街の

     秋の夜の

     玉蜀黍の焼くるにほひよ

啄木の「一握の砂」によるものだろう
それが農業に関わるようなって、夏真っ最中のお盆が最盛期というのが、今になっても違和感を覚える
暑いさなか、熱い焼きたてのトウモロコシを食べていいものか…
やはり長袖で、ちょっと肌寒い街角の屋台でボリボリと食べるのが似合っているような気がするのだが…
(たぶんこれは、その時の教科書の挿絵の影響ではないか?と思っている)

そのトウモロコシが、そろそろ終盤に入ってきたと田中清憲は言う
「今年は、豪雨で産地がやられてその需要が岩手町に回ってきて…足りないのですよ…
おまけに今までの味が評価されて、名古屋からも引き合いがきて…
そういえは昨日は遠野の業者が買いに来て…高い値段で取引されて、
虫食いなんかクレームの対象になってしまうので出荷も気を使います」と言う

そして「ほらこんな痕跡は虫が入った痕です」と見せてくれた

「しかし、これは気がつくほうが難しいのでは…」
「いやいやこのひげを引っ張ると抜けるのが虫が入ってます
でも、先端はすぐ分かりますが、胴体の途中で虫に入られるとわからないですね…」

 

トウモロコシは別名「畑ふさぎ」と言う
つまり空いている畑に植えて雑草が生えないように覆うのである
トウモロコシは成長が早く、雑草よりも先に伸びて雑草の光合成を妨げるのである
しかし、空いている畑というのは、一年中農業ができるところには少ない。
施設園芸などで、専業で食べていけるからである
まして土地利用型作物であるから反収が少ないので都市近郊ではやりたがらない
そうなると都市と離れて高齢化している中山間地が多い岩手のような土地柄であるところが、
そんな岩手のトウモロコシには特徴がある

「甘い」のである。糖度が高いのである
糖度が高いというのは、昼夜間の温度差があるということである
熱帯夜のような夜は、殆ど無い
朝晩は涼しいというよりも寒いぐらいである
植物にとって昼夜感の温度差というのは、昼の高温で成長し、低い夜温で成長を止めて糖度を蓄える効果がある
これが熱帯夜だと、一日中成長し続けて糖度を蓄える余裕がないのである

だから東北の野菜や米は糖度が高く、高い評価を得るのである
それに気がついた業者がどんどん東北に手を伸ばしてくる
昨今の異常気象も拍車をかけて農産物の需要も変化してきそうだ

哲学の森

毎日が月曜日の日々を送っているが、その一年に三回の楽しみがある。
2月の東北農家のセミナー
11月の専立寺の報恩講
そして8月末の哲学の森である

すべて哲学者内山節の講演会というか…勉強会というか…
ようするに哲学者の内山節の話を聞いて思索を重ねる時間である

中学生の頃、よく先生たちに「自分の考えをもて」と言われた
そのときの友人で、さまざまな本を読んで自分の意見をいう人がいた
彼の意見は、素晴らしかったが、反論できなかった。
「自分の意見」これを持てたらいいな?とそのときから思っていた。
数年前に出会った、その友人は以前の考え方そのままだった。

 

歳を重ね、経験を積んで、45過ぎだろうか。内山節と出会った。
驚いた。こんな考えがあるのか?


ふと思う。
今の時代に、歴史を重ねると新しい発想が湧く

今の時代をどう捉えるか?
それは、自分の生き方で違う
歴史を重ねる?
自分が捉える歴史で違う

未来という空間はない。
あるのは今と、昔だけである。そこから懐かしき未来が生まれる

そんな至福の時間が8月31日と9月1日、岩手を象徴する森のなかで開催される

コぉーさぁ〜ん

里山という言葉は、近代の言葉だと言う
昔からあると思っていたが…
里の人にとっては、身の回りの風景だから「山」と認識することもなかったのだろう
人間が関わりあって生まれた山だと言う

そして、大昔から様々に利用されてきた里山が
今の時代、一番放置されていると言う

そんな里山を取り戻そうという里山生活学校が「里山フェスタ」を開催した
のこのこと、とうもろこしを焼きに出かけた

集合時間に遅れて行ったので、テントも張っていない。
とうもろこしを焼くための炭も、おこせない
どうしたものか…とおもったら
カナちゃんが「高校生使って…」とボランティアだろうか人手を貸してくれた
テントを何とか張って、炭を起こそうと思ったら
着火剤を忘れてきた。
困った。以前、夏祭りに火をおこすのに1時間かかってしまった
この時間との戦いに、どうしようと
「君たち、火をおこすことできる?」と高校生に聞いた
「いやぁ〜やったことないです。うちわで仰ぐくらいの方法しか…」
そうだろう
今の子供達は、生活の中で火をおこすということもやったことがないのだから
単にボタンを押すと、加熱ができると言う生活の中で、火をおこすという技を覚えることは至難の技である
夏祭りの時は、着火剤が湿っていたから時間がかかった
ここ里山生活学校は、やはふんだんに乾いた薪が積んであった。
その細い枝を、ダンボールの切れ端と、新聞紙を組み合わせて何とか火がついた
しかし、里山生活学校にボランティアでくるような若者が、火を起こせないというのは…
そうすると普通の子どもたちは、おっとひどいのだろう(泣)

ようやく火がついた炭で焼き始めると
「いいにおい。いいにおい」と集まってくる
当然だ。とうもろこしではなく炭火に醤油をたらすと香ばしい匂いがたつ
その匂いで人を集め、売る。
声が出ないので、大声を張り上げられないから嗅覚に訴えるのである
しかし、独りである。金を受け取る。商品を売る。説明する。
そんな作業をしながら一日暑い中で立って売る
あとから気がついた
一回もトイレに行かなかった
昼食もとらない。飲み物は、持参した商品のラムネが三本。
ようやく三ケースのとうもろこしが焼きあがったのが終了間際

ふと気がついて周りを見渡した
仙台の名店「アルフィオーレ」が出店している
そこで「自分自身にご褒美を…」冷たいスパークリングワインと白ワインを…

さまざまな人に出会った
高校の同級生夫妻
映画監督
羊毛の作家
パーマカルチャの奥さん
はちみつの生産者
生産者の友人

久しぶりの出会いを満喫した一日だった
一日中、カナちゃんが、声があちこちから聞こえた

「コぉーさぁ〜ん」と…

20年近くの年月をかけて作った里山生活学校のコーさん校長は、大活躍だった
 

月別アーカイブ : 2013年8月

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