花がら摘みである
ペチュニアは、雨に濡れると汚い。
シミ・ソバカスが全面を覆うのである
中年オンナの、いかにも「女を諦めました」というような感じだ
(誰とは言わぬが…)

そこで花を摘む。
花をどんどん積んでいくとなりグセがつき、次から次へと花が咲く
これが大事だ
万引きグセがつくと、次から次へと警察に捕まるようなものだ
(誰とは言わぬが…)

そんな花がら摘みを、独り朝市で集中してやっていると…
後ろに車が止まった
「ショウミョウ寺は、どこですか?」
朝の7時頃、ライトバンである。何かの業者か?
葬儀屋にしては早すぎるし…
会葬にしては、もっと早すぎるし…

ふと振り向いて指をさす「それです」
「それは本誓寺では…」
「いや奥の建物が本誓寺で…手前の…ほらその…」

ここは三つの寺が一緒の境内を利用している。珍しい寺の集合体である

たぶん昔と言っても、相当の昔だ
色々とあったのだろう

跡目相続とか
境界争いとか
政界再編とか
財産相続とか
愛人問題とか
成績不振とか
 

小生がいろいろと付き合っている寺は
周りに塀をめぐらせられて、仲間はずれになっている

いろいろとあるのだろう。いろいろと…