松園新聞原稿

 

大震災が、もうすぐ二年になります。あっという間の二年でした。
そして、いつも通りに春が来ます。

忘れてはいけないと想いつつ、人間の性なのか?
だんだん悲惨な事柄も風化して行きます。
と言って、何時までも引きずっているのも、
亡くなった人達は「もういいよ!前をむいて」と言いそうな気もします
ただ津波の教訓は語り継がれていかなくてはならないと思いますし、
また原発事故は忘れてはいけない出来事だと想います

 いよいよ三月。春です。
「暦の上では春です」という表現が、「春」を日一日と実感できる陽気になります。
家庭菜園を待ちかねて、うずうずしている人も多いことでしょう。焦ることはありません。
気温も地温も15度以上にならないと植物は生育しません。
一番大切なのは地温です。根が水を…養分を…求めて伸びる目安が地温が15度です。
盛岡の平均気温が15度に達するのは、平年は524日です。
暖かい日差しで地温が上がっても、気温が低ければ熱は放出されます。
盛岡近郊の農家は、田植えが終わった5月下旬に、果菜類の定植を始めます。
苗の生長に早植えでの弊害は多々ありますが、遅く植えての弊害はありません。
植物は、適期にならないと生長しないのです
震災も、時間が経たないと的確な判断が出来ないのかもしれません。