「このお茶が売れるんだよ」と
「てくり」の裏表紙の挿絵を描いている夫婦別姓の二人に言った。

いやぁ〜何杯でも呑めると言って評判だよ
一人で何個も買っていくのだ。
これはね、内山節の勉強仲間で向笠園と言うのが作っているのだ。
お茶はね、無農薬は難しい。窒素も大量に入れて作るのだが
この向笠園は。お茶の木をみながら栽培しているから、ひょっとすると無農薬で出来る年もあるという
やはり栽培は観察力と技だね…
それで、そんな茶農家が、自分達で農作業の合間に飲むお茶なんだが…
これがやはり本格的で、いけるのだ

まぁ〜、一杯飲んで行ってよ。
あっ!これは大麦若葉の茶なんだが…

そんな言葉で、だまして一袋売ったら、その日の晩全部無くなっていた。

「おい!ここに朝10袋あって、一袋売ったが…
そのあと全部売れたのか?」

「いつもの大人買いのひとが、全部!!!」