配達に行った

玄関を開けると本棚がある
元看護婦だったと言う、そのばあちゃんは

「忘れていた。注文したの…」と財布を取りに、また部屋に戻った

ふと本棚を見ると

「看護手抜マニュアル」とある

入院生活で看護婦と長い付き合いをしている小生としては
やはりなぁ〜
あれだけ激務なのだから、ところどころ手を抜かないとやっていけないのだろう
そういえば回りにも看護婦出身の人が…
手抜きのマニュアルとはどんな本なのだろうか?
手に取ろうとすると

財布を取って戻ってきた
元看護婦だったと言うお婆ちゃんは「あたった!」と言いながら
小銭を小生の掌に載せた
「計算して、お金を取って…」と

金を取って残りの小銭を渡してもう一度本棚を見た

看護手技マニュアル」だった