佐藤政行種苗の農業問題研究会に参加した
花巻温泉で行われる
以前は、招待のようだったが、最近、税金の問題か会費制になった。
もう19年も続いている

佐藤政行種苗は、県内随一の種苗メーカーである
今の社長は、三代目ぐらいだろうか?
創業者の一族ではないが、二代目の補佐として屋台骨を担ってきた人だ
豆の育種開発や雑穀、などの育種開発を熱心にやっているが,売上の柱は温室工事などである。
種の売り上げなど知れたモノだ…が、利益はこちらの方があるかも知れない

 

山形に「だだっちゃ豆」という豆がある
みんな「だだっちゃ豆」という品種だと想っているが、これは「庄内地方で採れる茶豆」のことを言う
枝豆は、盆の頃採れる早生から、お月見の頃採れる晩生(おくて)まで何種類もある。

「庄内茶豆一号」「庄内茶豆三号」「庄内茶豆五号」「庄内茶豆七号」と早生から晩生までリレー生産をして
だっちゃ豆を切らさないようにしているのが山形県の戦略である
そして最晩生に「秘伝」を持って来た

その庄内茶豆の何種類かは佐藤政行種苗が種豆を生産している
そして「秘伝」は、佐藤政行種苗が育種開発したブランド豆である
(サカタのカタログに「日本一の香り枝豆”秘伝”」と紹介されている)
山形の生産を岩手が支えているのである

ちなみに言っておくが…
山形の生産量が多いが、一番豆を食べる県は、新潟だという
岩手は豆と雑穀の産地だと言うが、生産も消費も負けている(泣)
「豆を作ろう、豆を食おう」(ちいさな野菜畑のスローガン)

そんな佐藤政行種苗の年に一度の新年交賀会をかねた「農業問題研究会」である
分科会は三つあったが、
「産直で儲かる品種」「六次産業の人づくり」と金儲けの分科会は満員で
「大豆の増収技術」と言う農業技術のテーマは参加農家は少なかった。

是で良いのか?金儲けだけで…

と思いながら基調講演を聴いた
基調講演は、なんでも千葉県で不動産会社を経営しながら地域貢献をしている会社の女社長だ
安定した不動産収入があるからだろうかボランティア活動などをやり
陸前高田には120回もバスを走らせボランティアを送り込んだと言う
当店では考えられない事である
ふんふん聞いていたが、他の人はこれが分かるのだろうか?
たぶん農業は!地域は!金だけでない。他に大切なことが一杯あるのだ…

というメッセージでではないのか?

最後に原発問題にふれ

原子力発電が30%しめているのなら三割電気料を減らす目標を立て
それでも大飯原発が再稼働をした
それでは他の会社の分まで減らそうと70%の半分35%まで減らそう
それを実現する下りが大変ユニークだった
夏はエアコンをストップさせ、冬は暖房の代わりに1時間に一回ラジオ体操をするという

う〜ん、まだまだ甘いね、当店は…(泣)