榊山稲荷は、空いていた。
大晦日から続いた喧噪が、一段落した早朝である。

しかし、驚いたことに本拝殿の前に、仮なのだろうか拝殿があった。
賽銭を二回、取ろうとする魂胆だろうか?
そして太鼓橋には、屋根がかかっていた。

(去年の写真である)以前は屋根がかかっていなかった。

足下を安全にして。多くの人に来て貰おうという魂胆か?
そして巫女さんは、おそろいの白いダウンを来ていた。
去年は、巫女さんのユニフォームであったのに…

無料の樽酒も、大きなテントで場所が広くなり
賽銭をいれる三宝が、賽銭箱に変わっていた。
小銭を取られるというのだろうか?

そして引いたおみくじは、「大吉」だった。
いままで大吉を引いたことはなかった。
小吉か中吉か…

 そういえば赤坂の豊川稲荷で、二回続けて「凶」を引いたこともあった。
最初に「凶」を引いて、縁起が悪いと再度引き直したら、また「凶」だった
と言って、特段その年が悪い年であったような記憶がない
もう25〜6年前の話だ。

今回の大吉は、良いことが書いてあった。
まさに、地方経済は「枯れ果てた田の苗」である。
まさか「夕立雨」とは、でたらめの復興予算とか、シンゾーの金融緩和ではないだろう

しかし「安心できる運」というのは言い得て妙である。
「何事も正直にして他人を恨まず仕事大事とはげみなさい」
納得!

榊山稲荷は、昨年といろいろと違っていた。
経営者が変わったのだろうか?
経営者ではなく宮司というらしいが…

 

榊山から帰ろうと参道を下っていくと
交通整理のおじさんが近寄ってきた
「あっ!うめさん!」
前日の大晦日に「来年も宜しく」と言って別れた梅さんだった
「いやぁ〜ナベちゃんが、ここを手伝っていて、人が足りないから応援で…」
たしか昨年は、渡辺さんと一緒に、八幡宮だったような気がするが…
正月からボランティアのように働いている梅さんであった。