放射能測定ボランティアのhira先生が

「いや骨のついた鹿肉をもってきて”量ってくれ”というのだ。
量れるように細かくしてくれたら…と言って追い返した。
持ってくると言っていたから、ひょっとして2〜3日中に持ってくるかも知れない」

 hira先生は、元大学の家政科の先生である。
 「男性で家政科の先生といって新聞に掲載された」と言っていた
 専門は、繊維の高分子化学である。
 長いこと横浜の繊維研究所にいたと言うから実験は得意で、またデーターを見る着眼点も教わるべきところが多い

「いや先生、どんどん追い返して良いですよ。
市民測定に関しては、こちらもボランティアだから、測りに来る人もお互いに協力してくれないと…
一回1000円で量れるというのは、他では無いことですから…」

 

 低料金で量れると言うことで、さまざまなモノが持ち込まれる
 茎から切ったばかりのヒマワリの花を持って来て種を量ってくれとか(種だけ取る)
 胡桃を3〜5個もってきて量ってくれ(量が足りない、可食部だけを取り出す)
 取ってきたばかりの山菜を”はかってくれ”と束にして出されたり(細かくきって持ってくる)
 土を測ってくれと言って植木鉢ごともってきたり(表土、10cm×10cm深さ5cmを異物を取り除いて…)
だいたいが、突き返すと殆ど次回は持ってこない

 

そんな事があったので、鹿肉の人もたぶんこないだろう!
と思っていたら、翌日やってきた
「なんだ!シェフか!」
知人のワインバーのシェフである
「釜石から三陸沿いの鳥獣有害駆除でとった鹿肉をもらったが、調べて大丈夫だったら食べる。
肝臓は少ししかないので量れない。セシウムは筋肉に溜まると言うから心臓を調べて貰うかな?」
フランス料理のシェフらしく、肉は細切れにして、”心臓は筋肉”とよく知っている

測定したが数値は低く誤差の範囲内だった。

以前、北上産地のクマ肉を調べたが、70Bq/kgほど検出された
その人は、みんなで美味しく食べたと言っていたが…
もう一件きた鹿肉は検出され、肝臓はその半分だった。
やはりセシウムは筋肉に留まるのか?

ジビエは、美味しい。分かって食べれば…