若い女性が4人きた
若い男が連れて来た

総勢、全国の出身地が違う学生5名、囲炉裏を囲んで話をした

以前、島根から来た若い女性が、岩手を回って取材した場所が観光カードとなって戻ってきた
その若い女性は、島根の小さな町でつぶれかかった旅館い入り、若者の雇用を創造しているという

この観光カードは、地域に行くことによって、困っている人を助けると言う事と
そこに若者が働く場所をつくるキッカケづくりになれば…という発想らしい
そして、それが岩手の復興に役に立てば…

「大変面白い発想だ」と思うが、そう簡単ではない

第一に困っていることを助けると言うことは、単に作業をすれば良いと言うことではない
仕事と作業は違う。作業は言われたことをやるだけであるが、仕事はその人の役に立たないと行けない
困っている人の問題解決は、仕事をしなければならない
仕事をだれが教えるのか?
忙しい中せっかく教えても、すぐ交代して、ただただ忙しいだけで彼らの好奇心を満足させるだけになるのではないか?

第二に、「仕事に対して利益が上がらない=人件費が払えない」と言う事である
「低賃金で良い」と言っても、働いている人はいつまで我慢できるか?と思う

資本主義経済の問題は、「拡大し続けないと利益もあがらない」と言う事である
人を雇う(経費を掛ける)ことで売上が(利益が)上がらないと成り立たない
保険のセールスや、百科事典のセールスが、その例である
人を雇って、その人の親戚縁者を勧誘して行き渡ったら、お終い。
そんな仕事が昔から、多い
まして地方は、人口が少ない。人口が少なければ需要が少ない。
単一な需要ではなく、複合的な需要の仕事を組み立てないとやっていけない
複合的な仕事は、なかなか出来る人がすくない
ましてこんな時代の若者は、単一の作業しかできない人が多い

ちょっと思いついただけでも、こんな大きな問題点がある
それをクリヤーするには
「地に足を付けると言うことであり、新しい循環型の地方経済の仕組みを考えなければならない」
そんなことをコンコンと二時間伝えたが…
分かってくれたかどうか
彼女らは「一度岩手にきて、きっかけ作り」「観光でも何でも、キッカケづくり」と言っていた
確かにキッカケが無いと知ることが出来ないのかもしれない

昔、東京で「岩手宣伝会議」というのが有った
G大の学生達が企画した会議だ
あちこちから岩手に集まって来た「G大の学生」と、岩手から出て行った「岩手出身の東京在住の学生」達が、
東京で「岩手を盛り上げるにはどうしたら良いか」と言う会議だった
そこへ東京で働いている社会人、東京から岩手に戻ってきた社会人が、学生達の応援団として大勢参加した。
当時、東京から岩手に戻ったばかりの小生も参加したが、その会議は一回で終わってしまった
あれを何回も続けることが、必要だったのかも知れない。
そんなことを、ふと思った若者との出会いであった