ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

一寸先は闇

弁当の注文は一日一件にしている
ところがこの頃、ダブルブッキングが多い

要するに注文が来たが、注文票が発行できないのである
 注文の数量が決まっていない
 領収証の宛先が決まっていない
などなど様々な理由があって注文票を発行していないから
ダブって注文を受けてしまうのである
先に受けた注文とダブってしまうのである

しかし、この頃はお得意さんが増えてきた
お得意さんに注文を出されると断れない
それと弁当生産に慣れてきた。
予約時間の1時間前に終わっていることも多い
それで、売上が少ないからダブルブッキングも良いか?

しかし今回は綱渡りだった
 新規の注文と…
 7月に注文を受けていたセミナーの弁当と…
 お得意さんの弁当と…
3件のトリプルブッキングである
配達先が三件
11時と11時半と11時45分である。
頭の中では
10:45分 一件目
11:10分 二件目
11:45分 三件目

とスムーズに行くはずだった
ところがギッチョン

スタートの10時30分に
まだ1件も弁当が出来ていないのである

ご飯の炊き方が間違えたらしい
めっこめしが出来て炊き直したようだ
それに1件の注文がおにぎりだった

全てが、できあがったのが、なんと10時55分

万事休すこうなったら奥の手

梅さんに「頼む配達!」と一番余裕のある所を1件
後は車に積み込むなり、スタートダッシュで一目散
とろとろ走っている車を、対抗車が来るのも構わず追い越し
急カーブも急ハンドル、車体がきしむほど曲がって…
ひょっとして弁当の中身が…
中身はどうでもいい。とりあえず時間に間に合わせないと…
アクセルを踏みながら携帯
「すいません!遅れます。10分くらい」

ようやく二件配達し終わって戻ってくると
梅さんがいない

しばらくして戻ってきた梅さんは
「いやぁ〜トンネルの出口にガス欠車がいて…渋滞で…」
なにがあるか、わからん
一寸先は闇だ、

高ければ…

塩の販売許可がきた
許可というか…今は、届け出だろう

昔と言っても、川でお婆さんが洗濯していたころほど昔ではない
洗濯機が、家庭に普及し始めたころだろうか?
塩と煙草は、専売だった。

専売と言う言葉は、もう死語になった
専売というのは、専門的に売ると言う事でなくて、売るのをもっぱらにする(独占する)と言う意味である
ようするに独占的販売である。

さまざま人によく言う
「作るのは楽しい、売るのは難しい(農業生産は楽しい、販売業は難しい)」
それなのに独占的に売ることほど簡単なことはない
まして人間にとって必要なものほど…
それを国家が税金を搾取するために専売という制度を利用したのである
専売制にして税金を掛けたのである。

ひょっとして消費税よりも良い制度だったかも…
塩は食べないわけに行かないが…
煙草は税金が高ければ止めればいい(今の主張!)
 昔の言い訳!酒は止めても煙草は止められない。
 二年前は売上で年間40万ぐらい寄付(?)していた

そういえば酒も専売だった
酒も税金が高ければ止めればいい。
という訳には、いかない(泣)

音三種

交差点をすぎて、アクセルを蒸かした途端

どぉ〜〜〜〜んんん〜〜〜〜がしゃん

と右後方からなにか、すごい、とてつもない轟音がした
あわててブレーキを踏み振り返ると
軽トラと軽乗用車が部品を、あちこちにばらまきながら交わっていた。
「ここは、いつもだ!」
グランドホテルの坂の下の交差点である。

 

テーブルで振込伝票を書いていると
ジリジリジリとけたたましい大きなベルの音が鳴った
銀行のATMである。
鳴った機械のそばにいた女性が、
「現金が…現金が…」と札束をみせて行員を呼んだ
どうやら現金を取り忘れた人がいるようだ
行員は「前の方はどなたでしたか?」と聞くと
テーブルで、その光景を眺めていた小生を指さした
”そうか?現金を取り忘れたか…”と思ってサイドバックを見たら
現金が入っていた。慌てて手を振って意思表示をした
どうやら小生の後に座っていた○○○小学校のPTAの人のようだ

 

ポツンポツンという音が聞こえた
最初は小さく、しばらくするとボツンボツンと…
そうして、たたきつけるようにジャバジャバジャバ
屋根裏に小人が住んでいるワインバーの雨音(あまおと)である

   

 

恐るべし

つぶつぶランチを食べた
つぶつぶとは、雑穀料理である
 

雑穀というと、都会の人は鳥の餌と思っている人がほとんどだ
しかし、「雑草という草は無いのだ」と昭和天皇が言ったと言う
まさしく「雑穀という穀物は無いのだ」と入道は言いたい

だいたいが、「五穀豊穣」の「五穀」とは、米・麦・粟・黍・豆を言うと辞書にある
五穀以外が雑穀か?と思うと
雑穀とは、「米・麦、以外」とある
「蕎麦は…どこに入っているのだ?」と森の水車さんは、怒るだろう

なにがなんだかよくわからんが

その日のつぶつぶランチメニューである
塩のみで、他の調味料は使わず、素材の味を引き出している
そして雑穀というのは、こんなに出汁ととろみが出るのかという驚きの連続である

つぶつぶ恐るべし。

文化弁当

某大学へ行った
弁当の配達である

「学生センター棟の二階に持って来てくれ」と言う注文である
ついうっかり
「はいはい」と二つ返事で出かけた
ところが学生センター棟は、二つあった。
二階の教室は、それぞれにある
ということは、ひとつひとつ覗いて声をかけて歩くとなると
配達時間を過ぎてしまう

担当者の携帯へ電話をした
留守電だった。まだ会議中なのだろうか?
しかたがなくメッセージを入れた
「弁当を持参しました。どちらの棟ですか?教室は何番教室ですか?」
車を停めて広場をみると、学生達が思い思いの格好で…

唄ったり

猿回しをしたり

楽しそうな雰囲気を醸し出していた
そうか〜!今日は文化の日だ!

文化と文明の違いがよく分からなかった自分の青春時代
なぜ文化鍋が有って、文明釜が無いのだ
なぜ文化住宅があって、文明アパートが無いのだ

と思ったが、今になっては、文化鍋も文化住宅も死語になってしまった
と同時に、文化も死語になりつつあるような‥

これで良いのか!と思いながら遅くなった「文化弁当」を届けた

からふる

 

カラフル千切りである。
色鮮やかな大根たちを千切りにしてみた

カラフルおろしである。
色鮮やかな大根たちをおろしてみた

カラフル風呂吹きである。
色鮮やかな大根たちを煮てみた

 

この色鮮やかな大根たちを…
どのように料理をするか?

「この里芋は、うめ〜んだ。うんっ!んだ!
土垂(どだれ)と言う、どこでもある品種だけど、
なんと言ったて作り方が違うんだ」

と言って彼はスコップで掘り出した。

「これ丸いだろう、他の奴はひょろ長いんだ。うめぇ〜ぞ。
かしら(親かぶ)も普通は捨てるんだ。これは刻んでこねて焼いて食べたら最高だ。
だた茹でるとゆで汁がどろどろになるがら、一回茹でこぼさねば…
なんと言ったって、粘りが最高だ、柔らかくてうめぇ〜ぞ!」

「これはな?種芋を逆さまにして植えるんだ。
今年の二子の里芋は、日照りで砂地で栽培しているから、皮が固くて…
中も固いってば…」

と言うので煮てみた

最高である。
これ、芋煮会の芋に採用!

フライヤー

最近、分からない言葉が横行している

これがフライヤー

昔、東映フライヤーズと言うのがあったが…
それとも違うのか?

どこがフライなのだ?

フライパンの一種ではないのか?

それとも飛んでるヤーさんか?

はえをたたくときのかけ声か?

 

何でもカタカナを使えばいいと思っているのだろうか!

きちんと英語を使え!

珍しい野菜

朝、トイレ掃除をしていると電話がかかってきた
7時過ぎだ

誰だこんなに早く…
と思いながら携帯をポケットから引きづり出した

「ちょっと見に来ない?時間有る?」と言う電話だ
「午後からなら…」

という訳で、食堂が忙しい昼食時間に出かけた

何ともない畑だと素人の人は思うだろう
なんと宝の山である。

その〜あの〜何というか?
ありとあらゆる品種が揃っているのである
あこれは。カザフだ
あこれは、赤大根
あこれは、,紅化粧
あこれは、ビタミン大根
あこれは、津田かぶ…

   

しかし、これを売るのには時間がかかる
時間がかかれば、土の中で大きくなりすぎて割れる
なんとかどうにかして、素早く売りながら…
来年に繋がる方法は無いだろうか?

珍しい野菜は、これがつらいのだ…

女と一緒

ようやく薪を積んだ。
ずっと、ほったらかしだった。
頭を使う仕事はすぐやれるが、身体を使う仕事は若い人に任せて…
と思っていたが、頭が動かないので、しかたがなく身体を動かした

ようやく積み上げた時に
ガス屋がきた「手伝いましょうか?」
「もう終わった。ガス代を減らそうと想って積んでいるのだ!」
ガス屋は苦笑いして帰った

客が来た
「おじさん。これじゃ地震が来たら倒れるよ」
「そうだね。倒れますね」
「まぁダイヤモンドヘッドで考えてください」
と小生を激励して店内に消えた

とりあえず上の部分を最初に燃やしてしまわないと…

薪小屋もようやく綺麗に積んだ
と思ったら、また軽トラで一台持って来た
「これで最後だ」と言って

 

もう十二分にある。
これで今年の冬は安泰に過ごせる
この満足感は、石油が一杯に入ったタンクをみても得られないだろう

ところが見る人が見ると

「これは、なんじゃい?」と思うらしい
なんと言っても「間伐した針葉樹の杉」である

普通、農家に積んである薪はナラやクヌギの雑木である
ようするに広葉樹である
広葉樹は、乾燥しにくく、燃えにくい。
しかし、ゆっくりと燃え、熾きを作る
だから寝る前にくべておくと、明け方まで熾きが残っているから
朝まで暖かい

ところが杉である。二ヶ月から三ヶ月で、すぐ乾燥する
そしてぺらぺらしゃべる奴がいるが、そのように良く燃える
(誰とは言わないが、週に一回来る奴だ)
あっという間に、ぺらぺらと燃えてしまう
最初のたき付けには良いが、薪としては使えない
そういう感覚を農家の人や薪ストーブを使っている人は持っている

しかし、それが逆転の発想なのだ
すぐ燃えると言う事は、すぐ消えると言う事である

朝来て、すぐ燃やす
夜帰るとき、すぐ消える

客がいない時は、火を落とし
客が来たら、すぐ火をつける

火のコントロールをすれば、一番よい薪である
火のコントロールをすれば…

現実は、湿った薪でくすぶって燃えない
客が来ると、消えている
燃え上がったときは、客も消えている
帰ろうと思った頃に、勢いよく燃えさかる

女と一緒だ
思う通りにならない


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