”偶然に”というか?
いつも店から家に戻ると、熱燗と湯豆腐を作りながらNHKを眺めるのだが…
つい先日、聞いた覚えのある声がしたのでテレビを見た!

二週間前にあった芳賀さんである
NHKの地域版「あの日あのとき」で東日本大震災の時を語っていた
崖の上の保育園から大津波を見た状況を、避難する人々に向けて呼びかける様を再現していた

崖の上の保育園は、二週間前に行った.

”こんなところで大津波を見たら迫力あるだろうな〜”と不謹慎な事を思いながら保育園に入っていったが…
まさに手前の坂道の途中にある家は大丈夫で、海辺の平地の家は波で流されていた

そんな芳賀さんたちが作ったのがマリンマザーズきりきり「よってたんせ」と言う食堂である
漁協の婦人部が作った店でなんと言っても格安である

1年前は復興支援のボランティアで結構繁盛していたが…(1年前の写真)

その片隅にみつけたのがかりんとうである
しかし、このかりんとうそんじょそこらの歯では、噛めないと言うか、折れない
これは漁師の奥さん達が固い煎餅を子ども達に食べさせようと言う自家製かりんとうである

そうだろうな
今は「柔らかい」という言葉が「売れる」という言葉の代名詞である
とろけるような…口の中でひろがる…
という修飾語がもてはやされる
魔子様は東京の漁師町で育った。
愛された末っ子の魔子様は、魚の骨を全て抜いて食べさせてくれたという
おかげで歯が弱い

貧乏人で高貴な生まれの入道は
「カルシュームだから…」と行って出汁を取った煮干しまで食わされた
おかげで歯が丈夫だった。中年までは…(歯槽膿漏で人生の後半は大変だったが…)

今、漁師町もコンビニが普及して、やわらかい売れる商品(回転率の良い)が並んでいる
そんな事を危惧して、このわかめかりんとうは開発されたのだろう

日本人は、豆や小魚、海草類からカルシュウムをとって丈夫な顎を作っていた
醤油顔は、日本人の顔である。