米を6升炊かないといけない。
6升であるから1升炊きで6回である。「当たり前だのクラッカー(懐)」

当店の羽釜は3升炊きであるから「2回で良い」
と思っている若い人が多いだろうが…

3升炊きの羽釜は、「いっしょうごんごう」しか炊けない
「なぜ1升5合を”いっしょうごんごう”と言うのか?」
たぶん羽釜は、一生ゴンゴンと音を鳴らして飯を炊いているからだろう(?)

「3升炊きで1升5合なら不当表示ではないか?」と思う若い人が多い
今だったら、警察に不当逮捕され、状況証拠で起訴、裁判所で一審無罪・二審有罪で、最高裁で棄却され15年間再審をもとめて牢屋に繋がれるはずだ

これは昔からの言い伝えなのだ
「容量の半分が美味しくたける」というヤマトタケルノミコトの言い伝えだ
そこで「3升の釜で、いっしょうごんごうしか炊けない」という神話が生まれた
実際に今の電気釜でも3升炊きで3升炊くと、美味しく炊けない(炊けることは炊けるのだが…)

ながながと羽釜の性能について、レクチャーしたが…

実はダブルブッキングしてしまったのである。
いやトリプルブッキングである。

一日一件の注文が、引き受けた日時が一緒だったのである
「○日」「○曜日」「こんどの○曜日」と受けた注文が、全て○月○日○曜だったのである

あわせて90人分ご飯の量が6升、一人あたり200gである
それも11時まで配達、10時半には出来ていないといけない
そうすると9時にはご飯が炊きあがっていないと…
逆算すると3時に炊き始めないと…
なんせ3升炊きの羽釜は、ライブハウス川柳から借りた一個だけである
(長いこと借りている。ひょっとして永久に借りているかも知れない。そういうのは貰ったと言うべきだろう。いや貰ってはいない。返す意思はあるのだ。ただただ…(涙)

なんでも安易に考え、ごまかして生きてきた小生は、魔子様に提案した
「圧力釜で炊いたら?」
魔子様は即座に言った
「圧力釜はあんなに大きくても5合しか炊けないのよ。それに羽釜で炊いた方が断然ふっくらとして美味しい」
魔子様は提案した。
「朝早くから1升の釜、五合の釜を、すべて動員して炊こう」
小生
「……(泣)」