少し強面の石田社長は言った
「四月に雪の上に雪が降ったのは、52年間で初めてだ。土の上に大量に積もったことは、何度もあるが‥」
「あしろ」は吹雪だった。

安比高原「あっぴこうげん」の北に、安代の街はある。

その街外れに、とてつもない豆腐屋がある。
「ふうせつ花」である。
http://fu-setuka.ashiro.net/index.html

こんな街外れに豆腐屋作ってどうすんだ!
おい1丁、千円の豆腐がこんなところで売れるのか?
などと疑問は次から次へと湧いてくるが‥

なんと言っても日本で一番売れている週刊誌「週刊文春」のベストテンコーナーで
冷や奴に向く豆腐のベストテンに入った豆腐屋である。(第4位だったらしい)

何回か石田社長を訪ねて訪れているが、具体的に詰めないといけないことがあって足を運んだら猛吹雪だった。

しかし、いつ来ても、店には客がいない。
当たり前だ。地元の人でなく地元の店や遠来の観光客が中心である。
多分、店はパフォーマンスなのだろう。田舎でも、こんな店が出来るという。
と言うか実は裏が工場である。店が併設してあるだけで工場が中心である。

店の中で一番高い豆腐が

  

「ふうせつ花」である。なんでも黄大豆を使っているという
その柔らかい舌触りと、大豆の香りと味がぷんぷんする最高の一品である。

猛吹雪の中、買ってきた豆腐にしてはちょっと高いが‥
別途の話が‥