久しぶりに胃カメラを呑んだ。酔っぱらった。
そんな話じゃない。

一昨日の夜、店で卒論の発表会をやった。
当然呑みながら、短角を食べ放題で‥

メンバーは。当店をテーマに卒論を書いたクジ君と、院を卒業する黒ちゃん。
そしてへびろうとへびろうの先生達だ。

当店をテーマに卒論を書いたのは二人目である。
最初に書いた学生は、卒論を見せてくれない。
(ちなみにクジ君は、製本した卒論をくれるという)
まぁ別にいいが‥
なんだか書いている内に店ではなく人間を書いたような卒論だったらしいが‥
どうせ「入道は、すけべで、気が小さくて、あほだ。」ぐらいに書いているのだろう
当たっているだけに、何も言えない

そんな話ではない。胃カメラの話だ
その発表会のときに、切り刻んだ短角を口に山盛り放り込んだ
それから、水を喉を通っていかない事態に陥った。
いやその時は、短角が原因かどうか分からない。

「あっ。詰まった。通っていかない。何か飲み込まないと‥」

詰まったときは、何か飲み込むと一緒に落ちていくのであるが‥
水、酒、酒。水。酒。酒。酒と交互に飲み込んだが、落ちていかない
しかたがないので、吐き出すしかない
それが翌日の朝まで続いた

しばらくひげ面の医者に会っていないから、「会いに行こう」と思ったわけでもないが、
このまま水まで通らない状態ではカロリーが不足する。そのせいか、ものすごく身体が寒く感じる
余りにも寒くて気力が無くなる

これでは仕事にならん

という訳で、弁当配達のついでに病院に行った
多忙な医者に「水も通らない」と言うなり
胃カメラをどぶ掃除のように突っ込んでは戻し、突っ込んでは戻し始めた

「手術跡は、胃カメラは通るね」と良いながら五分もやっていただろうか

どぶ掃除で口から出てきたのは、短角の残骸と朝飲んだコーヒーのようである
鼻からは鼻水。目から涙も一緒に出てきたが‥

終わると医者は「少しづつ食べないと‥少しづつ‥」と良いながら指で大きさを表した
「胃酸が逆流して食道に炎症を作っているのだね」

ところが、病院から戻っても直らない
相変わらず「水も酒も」通っていかない
このままでは体重が落ちて‥
身体が異常に寒い

熱燗を飲みたいが‥通っていかない
どうしたら‥
熱い風呂に入って、身体を温めて‥
そうだ、もう一度飲み込んでみようと、
湯豆腐を作って、一口飲み込んだ

オッ〜オッオツ

通った。落ちていった。(感動)

体重も5kg落ちていた

手術前は96kg有ったのが、嚥下障害で66kgまで減り、最近76kgまで回復した。
それがこの一件で、一挙に5kg痩せたのである。

やはりダイエットには「食道癌」である。

「短角山盛りは、よそう。」多分経産牛の筋が、網の目のように食道を塞いだのだろう。

あ〜あっエライ目にあった。