これは去年の幻のチラシである。

3.11で延期になったものである。

もうすぐ3.11である。

いや、そのまえに2.1があった。

うっかり忘れるところだった。食道癌の手術が、昨年2月1日だった。

昨年の今頃は、白い部屋で幻覚に苦しんでいた頃だ。

今でも思い出す。ベッドが一つ、ようやく入るようなちいさな白い部屋に移されて…

部屋が回る、おかしな生き物が徘徊する。白い壁が色づく

その中でベッドに張り付けられながら、ただただ時間が過ぎていくのを待つ日々

ただただ、そこから出られるのを”待つ”というのも、つらいものだが…

”出られる”と言う希望があるから、待てたのかも知れない

 

3.11の強大な自然の猛威のなかで、人間が作ったちっぽけなシステムなど何の役にも立たなかった。

そのシステムが完膚無きほどたたきのめされた絶望の中で、”助けを待つ”という極限状態

想像だにできないことを映像として見てしまった。

たぶんそれが、自分の人生の空白の時間を作ったのではないだろうか?

昨年は、なにも出来なかった。しようと思わなかった。そのまま時間が過ぎていった。

千年に一度らしい。しかし、次の千年の初日に、また有ったら…

 

りんご畑deコンサートは、一年に一度、今年は5月13日(日曜日)

5.13である