あのときは、食事の後、腹が鳴り、傷みが出始めたときにすぐ分かった

”ダンピング症候群だ!”と、

そして時間が経てば…横になっていれば…

と思って自室でベッドに横たわっていたのだが…
しかし激痛がひどかった。
以前2回ほど経験があるが何とか耐えられたのだが…
脂汗が額に出てきて、吐きたいけれども空気しか出てこない

医者がよく言う「耐えられない痛みを10とするといくつぐらいですか?」
そのときは迷わず「10」と答えるだろう

時間が経って、ようやく「9」ぐらいになったときに考えた
「救急車を呼ぼうか?呼んでみようか?乗ってみたい!」

昔と言っても10年ほど昔のことだが
可能性脊椎炎で身体が曲がらないと言う激痛に見舞われたとき
「救急車を呼ぼうか?」と思いながら
呼べなかった気弱な入道である

しかし、救急車というのは
すぐ来て
すぐあちこちの病院に連絡して行き先を決め
すぐ出発するのか?

と思ったら、なんと家が分からずくるくる回っていたと言う
(小生の自宅は、メインストリートの一本裏道なので分かりづらいのだが…)
虫の息で「かかりつけは中央病院、ダンピング症候群!」と言っているのに
今まで大きな病気は…夕食は何を食べた…どこが痛い…どのような痛みだ…ここは痛いか?…
体温を…血圧を…
そして、ようやく中央病院と連絡を取るまで10分ぐらいかかっている
後日、付き添いで同乗してくれた魔子様に
「かかりつけは中央病院と大声で言ってくれたのか?」
と言ったら「言った」という

どうやら救急車は、患者を信じないらしい
 

ついた中央病院では痛みは「7」がぐらいに落ちていたが、
救急センターのベッドに横たわり
若い医者に「主治医のM先生からダンピング症候群と言われております」と言っても
医者がまた救急隊員と同じ事をきき、看護婦もまた同じ事を聞き、
腕に点滴をつけ、足の付け根から血液採取をした。

「医者は患者を信じないらしい」

心電図を取ったときには「4」ぐらいにおちていた

それから被爆である。
レントゲンを2枚
CTを造影剤を入れないで2枚
造影剤を入れながら2枚

終わったときには「2」ぐらいに…
付き添いの看護婦に「おしっこ!」「一人で行ける?」「うん大丈夫!」
と子どもとの会話みたいに…

付き添いの看護婦は見覚えがあったと言うよりも、その名前である
森の水車さんが「この名前は葛卷だ!」と言う「○○」である。
どうやら救急センターの当直のようだ

「このまえ胃カメラで会いましたよね」「あら…」と腕を叩かれた
そんな会話を交わす頃、痛みは「1」に…

ベッドで横たわって、ひょっとして”一晩泊まっていけ”と言われたら…
などと考えていたら若い医者が「今日は普通通りで良いから…」と言ってくれたので

ホットして会計場所へ…

そこには当直の医者の名前が…

小児科 ○○○

さっきの若い医者の名前が書いてあった。

なんだ小児か?わしは?