「ひれ」と言うと発音から「ふぃれ」を思う人がいるだろう
「ヒレ」でも「フィレ」でも良いのだが…

何となく高く感じるのは、やはり肉の「フィレ」のイメージが強いせいだろう
小生の場合は、フィレでもバラでもモモでも、何処でも良いのだ。
料理に合わせて食べるから、高級部位といわれても、フィレやサーロインを野菜炒めにしたり、カレーに入れたり、肉じゃがに…
とりあえず美味しければ、それでいい。

ところが「ヒレ」は、そうはいかない。
やはり「ヒレ」は「鰭」である。
そう、ヒレ酒である。

夏に金沢から来た友人のお土産である。
「夏の土産」では無いような気がするが…
しかし,嬉しい。
以前は酒のディスカウントショップで売っていたような気がするが…
最近は、見かけない
大事に大事にサイドテーブルの片隅に…見える所に置いておいた
寒くなったら…寒くなったら…
しかし、ころっと忘れていた。

正月に掃除を始めた。止まらない
次から次へと洗い物といい、ゴミといい、でるわでるわ…
ふと見つけたのが「ふぐひれ」である。

これだ!大男が小躍りして喜んだ

早速、金印を買ってきた

上選ではない。純米でもない。まして吟醸酒ではない。
金印のチョー熱燗なのである。

湯飲みにあぶったヒレを入れ、そこへチョー熱燗を注ぐ。

まずは一合をグイィと…
ウィー、ヒィー、ゲップ…
焦げた香りといい、味といい、もう堪えられない。

おい、おかわり!と独りで叫ぶ
グッグッっとお代わりのチョー熱燗を注ぐ

おいおい、これでは終わらんぜよ(なぜか高知弁に…)
もう三杯目は、すこし温めで、ゆっくりとグビグビ…

至福である。
昼間から三合もやっつけたら、アメラグを見ている場合ではない
おまけに小鍋仕立てで、よく出汁の効いた濃い口醤油にアサリとハマグリを…