「としな!ある?」と50代の夫婦が聞いてきた。
「”としな”って何?」よそからお嫁に来た40代の奥さんが聞いてきた
この辺が時代の分岐点かな?

「としな」と入力すると「年菜」と変換ささる(盛岡弁)
このグーグルも、若いなぁ〜

「としな」は漢字で「年縄」である。
要するに家庭用の注連縄(しめなわ)である。
 

正月と言えば年賀飾りである。こんな飾りを玄関の上に飾って

いたが、今はドアの真ん中に

こんな飾りを…
だってマンションの玄関の上は、コンクリートなんだもの…

「としな」は、藁を数本編んでその中に煮干しや昆布、そして紙で紙垂(しで)をたらした物である
それを台所や、トイレや、物置など、あちこちに釘で打ってぶら下げて飾った物であるが…
としなを飾れるような木造の家が、少なくなったのかぁ〜
そういえば、昔は釘を打った跡が、あちこちに有った家だった。

今、”としな”は高い、昔は安かったのが…
なお当店では「としな」は扱っていない
「売れない」ことと
DIYで、汚染されていない東南アジアの飾りが大量に売っているからである

しかし、年賀飾りをしまい込んで毎年同じ飾りを飾るのは、良いことなのか?
「こんなんで新年なんか来ない」と吠えたい(吠えてる人もいる)

しかし真空パックの鏡餅を毎年飾る人には、絶句である
鏡開きを、なんだと思っているのだ
wikipediaにはこう書いてある
  刃物で切るのは切腹を連想させるので手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用する(「開き」は「割り」の忌み言葉)。
  鏡は円満を、開くは末広がりを意味する。また、鏡餅を食すことを「歯固め」という。これは、硬いものを食べ、を丈夫にして、年神様に長寿を祈るためという
 

ひとつ、ひとつ意味があるのだが…
それを意味を無くしてしまう効率と合理化

こんなんで良いのか?と八百万の神々に問いたい