「”冷たいお米ください”とお客が言っておりますが…」
「冷めたいお米?」

レジに出て行くと若い主婦が、

「あのぉ〜いつも、袋を抱えると冷たいお米を貰っているのですが…」
どうやら保管庫から出したばかりの米を言っているらしい。
今の時期、こくぞう虫が発生する。
無農薬米は、当然だが…その発生原因はよくわからない

「栽培中に米の中に入る」と言う記述を読んだことがある
「掃除を、きちんとしろ」というのもあった
「大手の米屋では、発生しないように薬をかける」というのもみた
しかし、一番良いのは15℃以下の保管庫で保管することである。

当店は60袋(1800kg)入る保管庫を用意している
ところが品種が生産者はまちまちであるから、いちいち保管庫をかき回すのは重労働である
そこで保管庫の手前のテーブルによく動く米袋を置いて小分けの作業をする
それが要するに”15℃から30℃近くの温度になって虫が発生するのでは”と、この客は思っているらしい

大体、このテーブルの上に置いて虫が発生するのは1週間以上かかる。
それよりも家庭で5kgの米を食べるのに2週間かかったら、その間どういう保管をしているかが問題である
冷蔵庫の野菜室に…冷暗所に…と言っても今の時期は野菜室も満杯で、冷暗所と言われる低温の所もない
 

結局、この対策は少量づつ買うしかないのである
又は、虫が発生したらブルーシートを広げて太陽に当てる(虫はぞろぞろ逃げ出す)
よくホームセンターなどで、とうがらしを模した米の虫対策ようの売っているが効果のほどは疑問である。
当店でも昨年、大量に採れた黄とうがらしを、サービスに入れてあるが…
多分、気休めだろう

いつもいつもこの時期は、憂鬱である。
農家は冷蔵庫を持っていないから梅雨前に引き取らないといけない
こちらの冷蔵保管庫も量の限度がある
米の管理と清掃と…

その点武田哲君の米は、当店では、5袋〜10袋と少しづつ引き取っている
彼の米は農協の低温倉庫にいれてある。

そんなことを考えながら米売り場をみると

客が忘れていったのだろう。
買う予定の小松菜と人参を…
米を買うときに手から離して、置いて行ってしまう。

よくいるんだ。こういう客が…
しかし、この客は分かっている。
彼氏と来たから浮き浮きとして忘れていったのだろう
しかし、いつもなんだかんだと忘れていくなぁ〜
大丈夫かコレで結婚生活は!