「ホームページをみた」と言って、男らしい女性(?)から電話がかかってきた。

内容は

  10時半に30人前の弁当を届けられるか?
  酢の物を一品、必ず入れて欲しい
  揚げ物は入れないで…
  食べやすいように、ご飯おにぎりで…
  海苔は使ってはだめ
  量は少し多めに…

そして最後に、
  4日間続くのだけど

宮沢賢治の「注文の多い料理店の客」のようである。
断るつもりでいた魔子様に
  「少し負荷をかけて、つらい注文も受けてみようぜ。何か分かるかも知れない」
  そのまえに「70人前の注文」を断ったばかりである。

一人でいつも作っていた魔子様では無理である
おにぎりも一個100gのものを3個作らないといけない
約100個である。
10時半に届けるとなると、10時には完成しないと行けない
同種のおにぎりで良いのか?

4日間、4人で朝6時出勤が続く
ご飯を炊き、冷ましながら握る
1升で1個100gのお握りが30個出来る
一人100gのお握りを3個なら、十分な量だろう
そうすると1升を3回炊かないといけない
米を炊くだけで2時間かかる

羽釜は「3升炊き」と言っても3升は炊けない
それの6〜7掛けの容量が一番美味しく炊ける
3升炊きで1.5升炊きである
量を多く炊くと重さで下の部分がふっくらと炊けない
少なければ少ないほど良いのである

4日間、ふらふらになりながら無い知恵を絞って別々のお握りを作った
当然、lおかずも日々変えながら…

  

   

 

  

4日間届けた先は、どうやらインターハイの高校生の弁当らしい
古都の子ども達は、届ける度に「おいしくいただいております」と明るく笑って言ってくれ
注文の多い先生も「大変評判がよくて…美味しかった」と言ってくれた

最後に岩手の宣伝を…