「もうトウモロコシは、ほぼ片付いた」と清憲は言った
「おい、早すぎるよ。せめて9月いっぱいまで続かないのか?」
岩手町土川の田中清憲は、いつも畑にいるのに、久しぶりに作業小屋にいた。

岩手のスィートコーンは、北上が7月中旬からで、岩手町の8月一杯で、お終いである
札幌の道ばたで秋に食べるイメージがあるが「冷凍物だ」という清憲は、言う
焼きとうもろこしは、今のゴールドラッシュやサニーショコラというような皮の薄いタイプよりも
ピーターコーンやハニーバンタムという一昔の品種の方が、味が良いと言う
しかし、焼けるのは皮が厚いために時間がかかる

来年は、焼きとうもろこし用の品種を、作りたい物だ。


 

しかし、あっという間に旬が終わってしまった。
独り者の遠藤幸悦のモチキミは、もうちょと続くが…

トウモロコシと南瓜は、「畑ふさぎ」と言われる
畑が余っていたら、植える。それだけ反収が低いのである
労働力が足りなくて、畑が余っていたら、背の高いトウモロコシと葉っぱで畑を覆う南瓜は、雑草がはびこるのを防ぐのである。