三分粥は、ほとんど水分である。

                          

      

食事が喉を通らないからと言って「三分粥」である。
しかし、これは粥と言えるのだろうか?
お湯の中に沈んだ米粒、それもお湯の分も含めて150gだという

「これ3食でカロリーは?」
「12〜300ぐらいかな」と管理栄養士は言う
「これ水ばっかりじゃん。1200も無いよ」と言うと
慌てて「1000ぐらいか〜」
「わしの基礎代謝量は?」と聞くと、一生懸命計算を始めた
「1800キロカロリーですね」
「そうしたら、どんどん痩せていくよ」
これにモッキリを二〜三杯足せば、ちょうど良いバランスになるのだが…
そんなんで三日目からは、三分粥を五分粥にかえ、モッキリを一つやることにした(モッキリの部分は、嘘です)

 

 
部屋が六人部屋である。ところが各部屋を覗いてみても四人程度しか入っていない。
世の中不景気で、病院経営も大変なのか?
 
自分の部屋も六人部屋に四人である。
消化器内科の部屋であるから長期の人が多いのだろう
外科なら切ってすぐ出るのは可能だが
消化器内科というと、どういう病気か?
ようするに消化器官だから食道から大腸までの癌とか、そんな病気なのだろう
「放射線を…」「内視鏡の検査が…」という言葉が飛ぶ
四人部屋の他の三人は、多分小生よりも歳を召している。
気のよわそうな銀行員のような奴、地域の親玉みたいな奴と、行員上がりの老爺だろうか
消化器官も相当使い古した人々のようである
 
毎日、点滴をだけである。
とりあえず血液をサラサラにする薬を止めてから効力を抜くのに5日かかるという
そのあいだ替わりのサラサラの点滴を入れるだけである。
「超ヒマ」である。
2日目は朝から晩まで、辰巳芳子の本をスープの本など四冊を完読した。
それでも時間があまり、井上ひさしの「吉里吉里人」と「日本語教室」に入った。
「吉里吉里人」は、読み応えがあるが面白い。
そろそろ岩手も独立を考えないと…