弁当の注文も頼まれるが…
仕出しの注文も時々ある

お得意さんは極悪和尚の所だが、重箱を持って来て詰めてあげる

魔子様は、味にうるさい極悪和尚の所は「緊張する」と言う
「いいんだ酒の肴だから、いい加減で…」と言うが
夫婦で酒を呑まないから困る
だいたいが仏門に帰依している人は般若湯を隠れて呑むものだが…

それで「お握り付きか?」と聞く
そのほか

「若い人が多いか?古い人ばっかりか?」
「男性が多いか、いい女が多いか?」も聞く

「古い男ばかりだ」という時は玄関先に置いてくる
「若い、いい女が多い」場合は、配達の時にどんな風だ?と会合を覗く
しかし、そんな事は、めったに無い

 

初めての客から電話で仕出しを、急に頼まれた
「4人前で予算が3000円。3時に持ってこい」という

「ちいさな皿に盛りつけたら、貧相だ」と魔子様がいう
「大きな皿に盛りつけたら、量が少ないし、種類が少ない」という
結局、こんなのになってしまった。

これでは採算に合わない

魔子様が合間を縫いながらとはいえ、二日がかりで作っている
すべて原材料から手づくりである
人件費だけで3000円である。
それに小生の配達料が5000円はかかる(?)

豪邸に配達すると、若い女性が出てきて
「急ですいません。あら、こんなに一杯!」
 

仕出しは、採算に合わない
多くの仕出しが、冷凍食品を買ってきて解凍して並べるだけである
そんなんと一緒にされてたまるか?
しかし、年越しの仕出しの注文があるが…
受けようか?断ろうか?