日曜の夜。桜山は静かだ。
官庁街にある日本一の居酒屋横丁なので、定休日を日曜にしているのだろう
ました道路は、ツルツルである
こんな時に呑みに出歩く奴は、いない。
酔っぱらって、千鳥足でこけて、飲み代以上に治療費がかかる
そんなときに、桜山に出かけた
Massである。

「かまどのある店、酒を呼ぶ食卓」というサブテーマが付いている

当店のレジで
「領収書の宛名書きは”Mass”で…」という客がいる
「Massってなに?」と魔子様は聞いてきたが…
こちとらも知らない。
しばらくたって、
「桜山でイケメン3人始め、流行っている呑み屋だ」という噂が聞こえてきた
そうこうしているうちに、武田哲が
「Massに行きましょう。うちのコメを使って貰ってるんです」と言う
「合鴨米の無農薬のコメを使う居酒屋?」
「それも羽釜で焚いてるんですよ」と言う
 

行ってみた。
驚いたのは「ちろり」である。
錫製のちろりを使って、燗のする温度まで管理しているのである
「酒を美味しく呑む」その一点にかけている
う〜ん、若い奴がここまでするか?

そして料理は「おまかせ」で頼むと
次から次へと小皿で出てくる。
それも一工夫・二工夫してある。
酒飲みには、こたえられない。
 

〆は「塩むすび」である。
羽釜で焚いたご飯を、絶妙の塩加減で結ぶ
握ると言うより、本来の「結ぶ」である

いっぺんで、はまってしまった。
若い女性も一人で、食べに…呑みにくると言う
さもありなん

そんな店で、初孫と秘傳と芳梅を呑み
土手焼きと、ごぼ天と蓮根納豆、ふうせつかの豆腐、…を頼んだ

 

こんなすてきな店も桜山には、あるんだ。