「土を喰らう日々」をぱらぱらめくっている
昭和57年頃、文庫を買い、それから8年後単行本を購入した。

なんでも水上勉が、ミセス誌に昭和53年に連載したモノをまとめたモノらしい
購入した単行本は、第11刷とあるが、文庫本は昭和57年の初版だ。なんと文庫本は、320円である
もっきり一杯の値段だ(?)そんな安いか?もっきりが…

しかし、今読んでも新鮮というか、本質を突いている本である
文豪が料理を書くと、こんなに深淵になるという、見本である
今のグルメ本とは全く異なる
少年時代を禅寺で修行した水上勉が、軽井沢の山荘での一年を食材とともに、精進料理の考え方や食べると言う文化の根源を説いた本である

4月の山菜・6月の梅干し、ぱらぱらと思い出しながら流し読みしては、もう一度めくり返す
そんな名著である