セリを貰った。
たんに貰った訳ではないが「試食してみてくれ」と送ってくれた
特別栽培米のササニシキを当店に並べている渡辺征治が、紹介してくれた
若くて熱心な名取のせり農家がいて、レシピまで作っていると…
そして「仙台ではセリしゃぷが、流行っている」と…

子どものころ住んでいた北上が、セリの産地だった。
今でも産地なのか?分からないが…
よく、汁物や、雑煮などセリを食べていたような気がするが
子どもでは、セリの旨さは分からなかっただろう
江戸っ子の魔子様は
「東京は。三つ葉よ!セリなんか食べたことがない!」
「結婚したての時に、セリを煮たら。義母に怒られた。”生で散らすのよ”と…」

どうやら東京と東北では、食文化が違うようである
しかし、セリも三つ葉も、数少ない日本原産の野菜である
春の七草に「せり・なずな・ごぎょう・はこべら…」と覚えたことはあるが、三つ葉は無い
セリと三つ葉、同じセリ科なのに…

昼時のまかないに、刻んで蕎麦に散らした…
しゃき、しゃきして香りがあり、美味しい。

夜は、常夜鍋風にして、さっと湯がいて量を食べた

「いける」

さっと湯がくと、ちょうど良い柔らかさだが、しゃきしゃき感が残る
生で散らすと量を食べられないが、これなら量を食べることができる
一束買っても、生で散らすだけならそんなに量は必要ない。冷蔵庫に眠るだけになってしまう

問題は、それ以上に運賃である
宮城県名取市下余田というセリの産地から送ってくると、運賃がどれだけかかるか?
野菜の流通は、運賃が大問題である
 大根は、一箱8本で10kg、普通宅急便で東北から関東へ送ると800円ぐらいかかる
 つまり1本100円運賃がかかってくる。
 それを産地化して量産し、まとめて市場に運ぶことによって、10円程度にコストを合理化している
 どんなに良い商品でも、売れる価格設定というのがある
 不作で高いときなら、大根1本200円でも仕方がないと思うだろうが…
 通常は、100〜150円が相場だろう

運賃を安く交渉しても、量を取らないと市場並みに安くはならない
別に市場と同じで無くても良いが、近い値段にしたいモノだが…