土鍋を買った。
前の土鍋の蓋が割れてしまったのである
多くの人は「割れた」という。
独りで割れるバズがないから「割った」と言うべきであろうが…
熱い鍋の蓋を持った瞬間、蓋が割れたのである

放り投げて…

仕方なく買った土鍋は、安物の深鍋型である
少人数だし、小食だから、そんなに大きな物はいらない
鍋も食べる訳ではないし…
形ある物は壊れるから、安物で良い
顔も崩れているから、どうでも良い(泣)

それに「水を張り、小麦粉を入れて煮立てる」と書いてある
それをしたら魔子様が「最初はご飯を炊いた方が良い」という
いつもは南部鉄器で炊いているが
そうか「土鍋で、ご飯を炊いてみよう」と固く心に誓った。
別に固く誓わなくても良いが、一応ポーズだ!

水沢の菅原文也から「今年の新米です。食べてみてください」とヒトメボレを貰った
炊くの多すぎて、まだ試食していない
早速、土鍋で炊いてみた
十分に浸漬して、土鍋に入れ、煮立つまで蓋を開けておく

  

煮立ったら、しゃもじでかき回して均一にして蓋を閉める
このやり方は、なんかの本で読んだ
たしか、京都の料亭か、割烹の著名な料理人の仕業である
「理にかなっている。」と。こびる食堂でも採用した
どんな「理」だ!と強く詮索しないでくれ
ようするに「熱を均一に」ということだ
それから、最初の土鍋は、火加減が難しい。
強いと焦げるし…
弱いと蒸気穴から蒸気がでるが、生煮えになる可能性が有る

炊くという言葉は、「煮る・焼く・蒸す」が合わさって「炊く」という作業になると聞いた
煮ながら水分を飛ばし、外側から焼いて、全体を蒸らすのが、炊くと言うことなのだろう
煮ながら水分を飛ばすと言うのが、火加減である
余り速く飛ばすと、月まで行ってしまう(?)
と言って弱いと。おかゆになる可能性がある

蒸気穴から、蒸気が出続けるように火力を調整し、少し焦げた臭いがしたら一瞬火を強くして止める
これが難しい、じっと立って待っていなければならない
別に座って待っても、寝っ転がって待っていても、漫画も読んで待っていても良い。各自の自由だ

それから、炊いた時間と同じだけ待つ
待っている時間はトイレに行ったり、新聞読んだり、猫の額の庭を散歩したり、自由だ。
なんと自由な、ご飯の炊き方なのだ(?)

出来たご飯は、しっかりとやわらかく、甘みを十分に引き出しながら、大分焦がした(泣)

土鍋炊飯の初回は、火加減の具合がよく分かった
次は、女心がよく分かるように炊こう(?)