今年は、干し大根が高い。
例年、干し大根一束/10kg(10本)が小売値で1000円ぐらいなのに。今年は卸値が1500円ぐらいする
小売値で2000円以上するのではないだろか?
先日、偵察してきたスーパーでは「1280円/5kg」の予約注文という。
今年は、播種時期に高温で発芽が悪く、豪雨で苗が流され、品質不良の上、品薄らしい


そんな干し大根が,田中清憲から出てきた。
干し大根は、山形が産地である。
この辺の農家では、昔はよく干している風景があったが…
最近は、見ない。干す手間が大変なのだ。
雨が降ったら雨よけしないといけないから、外出するときは気を遣う
干す棚も作らないといけないし、それも家のそばでないと手がかけられない
だからせいぜい自家用しか干さなくなった。

「ハウスの中で干せば…」と清憲に言うと
「ハウスの中は、土中から湿気が上がって、最初と変わらない。白いまま…」という
そんなテマヒマがかかる干し大根だが…

これを干し大根として売ったら、今の相場で、高く売って2000円である。
それを加工して販売すると6000円になる。6次産業である、
いかに高く売って、悪どく儲けるか?という守銭奴のような小生が、やらないはずはない
五年ぐらい前から、ちいさな野菜畑オリジナルの沢庵を作り始めたのである。
作り始めた動機が不純だと多くの人が非難するだろうが…
「儲けて何が悪い」と村上某のようには、もうからない

 

大体が今の沢庵は、問題である
余りにも、「甘すぎる」のである。
「昔は、こんなに甘かった?」と聞いてみると、ほとんどが首を振る
「じゃ〜なぜ、こんなに甘くするの?」と聞くと
「美味しいから…」「売れるから…」と言う
昔の漬け物は、甘くなかった。
味覚が変わったのだろうか?
 考えてみると
昔は砂糖が高価だったので「甘いというのが美味しい観念」が脳裏にある
また安くなった砂糖を保存料として市販の漬け物は使っている
それ以上に、赤ん坊が最初に感じる味覚が「甘さ」だという
それが歳を重ねるにつれて、だんだんいろんな感覚が元へ戻り「甘みがうまさに変わる」と言う
今、漬け物を食べる世代は、お年寄りである。
(若い世代は、サラダ感覚で食べる「化学調味料たっぷりの浅漬け」が多いと聞く)
だからザラメを大量に入れた甘すぎる農家の漬け物が、あちこちに売られているのである。

そこで、むらむらと反抗心の塊の入道は立ち上がったのである。
(立ち上がるな!ただでさえ背が高いのに…という声を無視して)

「よし!まずくて、売れない沢庵を作ろう〜」
そういう訳で、化学調味料が入っていない、塩だけの沢庵づくりにはまったのである
今年、困ったのは柿の皮である、庭の柿が不作で用意できない
それに三色(白・黄・赤)作りたいが…色づけを何にしようか?
白はいいが、赤はビーツか…赤カブか?黄色はうこん!と言う事で、うこんを探しに行った

ところがびっくりスーパーの「沢庵の素」や「うこん入り沢庵の素」は、化学調味料だらけなのである
ようやく某生協で、うこん入り沢庵の素を見つけて漬け始めた

ヒッヒッヒッ!これで正月には、一切れでもっきりが一杯呑める、沢庵が…