静眠堂の日である。予約が3時10分。
分刻みの予約時間なので、”その時間にきっちり始まるのだろう”と思ったら
案の定、4時頃だった
しかし、静眠堂とは、言い得て妙である
すぐ「いびきの病院」とわかる。むくつけき男が多いのだろうと思うと
3割ぐらい若い女性が。待合室で携帯をいじっている
どうやら美容整形も兼ねているのか?

わしも、鼻を高くして、頬の肉をそぎ、二重まぶたにして、丸表の顔を細面に整形したい物だ
そうすれは、草刈正雄か、石坂浩二みたいになるだろう。ちょっと古いが…

診察が始まると速射砲のように、女医がしゃべり始める
大体が患者の言うことを聞いていない
「もう寒くなってきましたら、Cカップを無意識な外すのは部屋の中が寒くて、冷たい空気が流れ込んで…ホースをくるんで暖かい空気をが流れるように…
部屋が乾燥しますから、加湿器をつけるか…貸し出しを…」
「あのーあのー」
なかなか口を挟めない、思い切って
「うちは高断熱高気密の家で、パンツ一丁で寝てます」
「どうやらあったかい家のようで…。そういった場合でも寒くなるとシーパップに水滴がついて…」
どうしても寒風吹きすさぶ家に、したいようだ。

前回の検査入院の結果を話し始めた
それにしても「この値も改善された」「この指数は、良くなった」
と言うが、どの程度良くなればいいのか…正常の値を説明しないで、
「良くなった。良くなった」というが、まるでシーパップの宣伝をしているようにも聞こえる
しかし、訳の分からんデンター表を見せられて、延々と説明してくれる
まぁでも1時間に31回もあった無呼吸が9回に改善され、深い眠りも出てきたという(正常は5回以下)
深い眠りというのが、寝ている時間の4%ぐらい出てきたが、通常は7%ぐらいだという
ずいぶん少ない物だ…

「改善されたような症状は、見られますか?」と言うので
「日中の眠気が、少なくなりました」

そうなのである。
運転中に眠くなくなった。
昼食後に眠くなくなった
どれぐらいひどかったか?と言うと
引きづり込まれるように、眠くなるのである
しっかり細い眼を開いて、頬をばしばし叩いても、引きづり込まれるように眠くなる

まるで底なしの肥だめにおぼれた人間が、必死でわしのズボンの裾を握って、助けを求めてるような、引きずり込まれ方である
わしも陸の細い木を、握っているが、それも折れて、草を握ってズルズルと底なしの肥だめに入っていく
裾を握っている人間の口へ、黄金の肥だめが流れ込み、その形相がすごい
「あっもうダメだ」と思うと、スポンとズボンが脱げ、自分だけ助かるのである
それぐらい、ひどい(?)
(食事をしている方は,この部分は読まないでください)

速射砲のような話が終わって。最後に
「シーパップの使い方が、分かっていなかったようですね〜」

「説明されたように使用してますが…」というが取り扱ってくれない
どうやらコンセントを抜いて電源を切っていたが、切るスイッチがあるらしい

まぁ良くなったから良いか?