「この前の白菜!中華丼で炒めたらなかなか柔らかくならなくて固かった。水分も余りでないし…」
「あれは”黄黄一髪”という品種で早生系ですから、夏の高温の影響で…今度は”晴黄”ですから大丈夫です」
田中清憲は言った。
野菜の名前は面白い、黄芯系の白菜の名前だ。黄黄一発(ききいっぱつ)晴黄(はれぎ)

白菜は、今黄芯系が主流である
外側が緑で、芯の部分が黄色という黄芯系の白菜がほとんど
以前、大手の種苗メーカーの担当者が農家への品種説明会で

「黄芯系は見た目だけですから、自分で食べる分は中まで白い白菜を…」

と説明していたのには驚いた
そういえばほとんど黄芯系で、中まで白い白菜は、なかなか出回らない
田中清憲は
「黄芯系は病気に強いのですよ。白い奴は美味しいけど、病気に弱くて取れない…」と言う

格好だけ良くて中身の無い”誰か”に似ている
(誰とは、口が裂けても言えない。)
わしは、格好は悪いが、中身は重い(体重だが…)(泣)