桜山が燃えている
別に山火事ではない

桜山神社である。
桜山神社が燃えているのではない

南部藩の守り神「桜山神社」周辺の飲み屋街をめぐる騒動である

「さくらやまさん」と親しみをもって呼ばれる桜山神社の周辺に、戦後出来たバラックの飲食街を再整備しようと市役所が画策しているのである
たしかに雑然とした、雑踏である。統一感などなにもない。
しかし、雑然とした統一感がある。(?)
レトロなどという人もいるが、まぁ〜懐かしい賑わいである
お好み焼き屋があり、蕎麦屋・ラーメンや、じゃじゃ麺や、居酒屋、小料理屋、様々な人が様々な物を提供している
そこへ、多くの人が集まってくる、
ここを”きれいに揃った街並み”にしようという計画である
「雑然」を「綺麗」に変えようという計画である

個人の性格で二種類にわかれるという
洗濯型と整理型
綺麗だけど、どこに何があるかわからない
汚いけど、どこに何があるかわかっている
どちらかといえば、小生は整理型である
 

街の性格も二つに分かれるのかも知れない
綺麗だけど、よそよそしい
雑然として、親しみがある
桜山は、後者である

行政は、お客をよぶのに綺麗を選択した
しかし、お客は綺麗を見に来るだろうか?
綺麗なところは、いくらでもある
綺麗にしようと思えば、いくらでもできる
しかし雑然とした賑わいは、作る物ではなく、できあがる物である

できあがった物を壊すのは、予算があるからである
予算が無かったら、手を付けようとはしない。

要するにこれは自民党政治の最後のあがきなのだろうと思う
「公共事業によって経済を活性化させる」という自民党政治である
戦後から計画があったというが、計画を作っておいて予算がでてきたから、
「やってしまえ」
ということなのだろう

税収のないこの時代に、今不必要なこの計画をすすめる必然性はまるっきりない
これで観光振興とか環境整備だとかとってつけたような理由をつけて、自分たちの仕事を作る
これも予算があるからである。
民主党政権になって、予算を見直しても官僚が自分たちの仕事を作るために予算のぶんどり合戦をしているのだから
余剰資金が出てくる訳はない
官僚の仕事のために予算はある
住民とか街づくりとか、そんなことは関係ない
自分たちの仕事なのだから…

そういう予算の仕組みと
街づくりのグランドデザインが無いから、こんな問題が起きるのであろう

ここを毎日のように利用している県庁職員や市役所職員は、どう思っているのだろう
表だってアンケートを採ったら、曖昧な結果しか出てこないだろうが
裏で氏名の公表などないというアンケートを採れば、多くの職員が反対にまわる
結局、公務員の仕事とはなにか?
住民をないがしろにして、自分の仕事をつくると言う事に気づくのでは無かろうか?

行政はサービス産業と言いながら、自分たちの仕事を作っているだけなのである
それに気づく公務員が大勢いることを望むしか、この計画を阻止するほかない

そして、財源が無いと騒ぐなか、こんな予算が本当に必要なのか?
レンホウ大臣に、仕分けしてもらわないと…