宇根豊さんが、やって来た。
宇根さんは、元福岡県の農業改良普及員で、虫見板を作った人だ
 虫見板とは、農薬を振るか?振らないか?を判断するのに、黒い板に稲を揺すって、落ちた虫を数える、
 その落ちた虫の種類や数で、農薬を振るか振らないか?量をどうするか?判断材料とする

農薬には三種類ある。除草剤・殺菌剤・殺虫剤である
除草剤は雑草を駆除し、肥料効果を高める、
殺菌剤は、いもち菌など目に見えない菌を駆除する
この二つは、ある程度、人力や栽培方法でクリアーすることができるが
害虫だけは、なかなかクリアーできない
農家は、手で駆除するといっても取り切れない。
害虫と共存して我慢するか?

農薬は、防除暦と言って県や農協の指導に従って、散布する
殺虫財散布は、害虫がいるか?いないかは関係無いのである。要するに予防なのだ
それを、しっかりと害虫をみて、農薬を振ろうと言うが宇根さんの虫見板である

日本は農薬の使用量が世界で一番という
害虫がいないのに、農薬を散布したり
益虫ばかりなのに、農薬を散布したり
無駄な農薬をじゃんじゃん振る。日本人の潔癖性のあらわれか?

それを、田んぼの状況を見てふることにより、農薬の使用量を減らすことを可能にした
虫見板の減農薬栽培である
有機栽培が、無農薬・無化学肥料なのに対し、減農薬栽培は栽培技術としては一段低くみられるが
国全体としては、農家が取り組みやすく、全体の使用量が減らせることができる
有機栽培をする農家が、高温多湿の日本では、なかなか増えていかないが、減農薬栽培は現実的に農薬を減らせる

なるほどそんな考え方もあるなぁ〜と思ったのが15〜6年前である
宇根さんは県職員を辞めて、「農と自然の研究所」を開き10年目の今年、研究所を閉じた、

「使命を終えた」という理由で.

そんな宇根さん夫妻を有機農業研究会が呼んで(お金がないので県の主催となったが.)
講演会を開き、当店で夕食の歓迎会を開いたのである

宇根さんは「蚊がいない。九州なら外でこんなことをしたら蚊に囲まれてしまう、まるでヨーロッパのようだ」という

しかし、あちこちでアルコールの匂いをかぎつけたのか、腕を.足をはたく人が.

ウッドデッキ用の虫見板を作らなければ.

帰り際「美味しい酒だった」というので「陸羽132号」をプレゼントしたら

本をくれた