愛車に、以前は「小次郎号」という名前を付けていた

後のドアが、閉まらないので、ロープをたすき掛けにして、しのいだ。
誰が呼んだか「小次郎号」(小生が付けたのだが…)

このまえ来たゴルフ場のフーサン社長は、我が愛車を見るなり
「なんでんねん、廃車をこんな所に…」

廃車ではない、「弊衣破帽号」という名の現役である。
ちょっと後期高齢者をすぎて、末期高齢者に近くなっているが…
走行距離27万3500km
ばりばりの現役である
 

ちょっと錆びて、触るとボロボロと砕け散るが…
穴も開いている

この穴は、いじらない方が良い。
砕け散って、広がる恐れがある
このアナは、夏は風を良く通すのでエアコンが必要ない
冬は、内部の暖気と外部の新鮮な空気を取り入れる換気口である
一年中、室内には新鮮な空気を取り入れる自動空気流入装置である

至る処に向こう傷がある

住友銀行の磯田一郎は「向こう傷を恐れるな」と叱咤激励した
この「弊衣破帽号」は、向こう傷を恐れない
どんな木の枝が張り出している山道でも、ドンドン突き進む
狭い道をすれ違うときでも、対向車がよけてくれる

槍が降ってもお構いなし、石つぶてが飛んできても、よけることはしない
槍も石つぶても、傷つくことを恐れているのだろう

車体全体が、装甲車と同様、傷つくことを恐れない
安心安全の設計である

外観は、見ての通りだが、内部もすごい
椅子は、穴が開いている

室内でオナラをしても、このアナに溜まって室内に充満しない
いわば自動消臭装置だ

そして運転席の取っ手は、取り外すことが可能だ

これは、この車を盗すもうと、慌てて乗るとこの取っ手が外れて尻餅をつく
いわば手動盗難防止装置だ

おまけに、なにと同様曲がっている

この鍵は抜けない
ちょっとやそっとでは抜くこと不可能である
力任せに抜くと、ダッシュボードごと抜けてくる
こちらは自動盗難防止装置である

全体はスマートだが、頑丈な車だ(運転手に似ている。と言われる)

ときどきハンドルが抜けたり、タイヤが外れて転がったり
どこへ行くかわからん所は運転手に似ている

しかし、この車の一番良い所は練炭自殺が出来ないことである
どんなに目張りをしても、どこかにアナが空いている
自殺防止装置付きである

この車で庄内に500kmの旅に出る。往復1000kmである。
無事帰ってこられるか?

我が愛車「弊衣破帽号、略してヘボ号」の紹介であった