検査入院である
入院と言っても、単に寝に行くだけ。
窓もない部屋に、一人で溲瓶を抱えて寝るだけである

店を終わってから行ったが。受け付けを済ませ、食事に行った。
 食事制限はない。何でも良いが、アルコールはダメだという。
アルコール無しで寝られないので、タラフク、ジャジャ麺と水餃子を食べた。
大体、「寝る前に食べる」これがデブの素である。

 もう一つ制限があった。寝る前の読書はダメという
読書も睡眠を助長すると思っているようだが…
寝るために読書をするという人がいるが、信じられない
興奮して寝られないではないか?(興奮するような内容の本を読むな!)
老眼鏡を忘れたので、その心配は無くなった!

部屋に戻ると背の高い看護婦が
「私は、付けるだけですから…、夜中は男性がおります」
と言ってパジャマを着る精神の習慣がない全裸の小生に躰中に電極を付けた
(注 誇張しましたが、全裸ではなくパンツとTシャツです)
おまけに、坊主頭にもコード付きの電極を…そして網の帽子をかぶせた
なんだか”網タイツをかぶった変態男”という雰囲気だ、これでは外に出られない
外に出られないどころか、動けない。
以前、開胸施術をしたときに、ICUでスパゲッティ症候群にされたが…
そのときは麻酔が効いていたが…
今回は、麻酔ナシであるから動こうと思えば動けるが…
配線がごちゃごちゃしていて、これが外れたら「もう一度か?」と思うと動けない

これでは寝られない。と思ったが付けてる最中に眠くなってきた
デブの素「就寝前の大量のエサ」が効いてきた。
看護婦は。「まだ寝ちゃダメですよ、やることがありますから」と言って
指をさして「こっちを向いて…、あっちを向いて」と目玉の動きを確かめ
躰を「右を下にして、左を下にして…」と動かし
「起こしてみて…」と躰を起こさせ、動作確認をした
「それでは、薄暗くしますから…お休みなさい」と言い
最後に「おしっこは、ここに…」と言ってベッドの脇の溲瓶を指して消えた

”う〜んこれで眠れるか?”と思った途端、寝てしまった
まだ8時過ぎである。こんな時間に寝るなんて…お子様ではないか?


 

目が醒めた。ところが回りに時計が無い。
窓が無く薄暗いので、何時か見当も付かない
仕方がないのでもう一度寝ようと思ったら、男が入ってきた
「今何時?」
「5時5分です」
「7時までこの状態なの?」
「いや、今、外します」

入院前の説明は、夜8時から翌朝7時までと言う話だったが
8時間データーが取ることが出来ればいいらしい
看護師は「8時間半、取りましたから…」と言って
絡まった配線をむちゃくちゃに外した
明るくなった部屋の上を見ると

なんだかカメラのような…

「あれは、カメラ?寝ている姿を撮ってるの?」
「そうです」

一瞬クーラーの効いた部屋で躰に脂汗がにじんだ
ひょっとして寝乱れた姿を撮られたのか?
 掛け布団を抱きしめて、よだれを垂らしたり
 パンツを下げて尻をボリボリかいたり
 まさか太鼓腹をたたいて踊ったりしなかっただろうか?

ひょとして寝言も録ってあるのだろうか?
やばいことを言っていないだろうな?
 通帳の暗証番号を復唱したり…
 昔の女の名前を連呼したり
 大声で○○の悪口を言ったり
 管内閣の批判をしたり…

心配でまともに看護師の顔を見られない 

早々に睡眠時無呼吸症候群の検査入院を終えて病院を出た

盛岡駅の朝は、今日も暑くなりそうに朝日がきつかった