沢内に行った。今は西和賀町というらしい。
なんと言っても「沢内」の方が良いに決まっている
「沢内甚句」があるのだから…
あれが「西和賀甚句」となったら。おかしかろう

盛岡から入ると、今は山伏トンネルがある

無駄な公共事業は、多々あるが…
これぞ優良公共事業といわれるのは、山伏トンネルと、岩泉へ抜ける早坂トンネルだろう
二つとも、片側絶壁の急勾配の坂道を行き来したものであるが、なんと言っても冬場の峠道は、悲惨だった
凍結した下り坂を、ズルズルと下がっていく。走るのではない。下がっていくのである
多分。何台も谷底に残骸があるのかも知れない

その山伏トンネルと抜けると、そこは沢内であった。
                   
どこまでも続く一本道であるから、スピードがでる
おまけに両側に並ぶ家は、似たような造りである
道路からある程度の距離をもって玄関があり、それに風除室が付いている
そして道路に面した所には、除雪の道具が入っている作業小屋が…
また上から出入りできるように、すべて二階建てである。
道ばたの友人の家を探すのに。いつも苦労していた。

そんな沢内は、幼少のみぎり親父に連れられて行ったことがある
”幼少のみぎり”と言う言葉は、若い人は知らないだろう
隠れて煙草を吸ったり,台所の下の日本酒を盗み呑みする10年ぐらい前である
両側が雪の壁で、ほっかりと空いた空間から雪を登っていくと。そこに入り口があった。
現場事務所の二階になっており、そこから出入りした記憶がある
豪雪地帯であったが、最近そんな風景は見たことがない。温暖化のせいか?

 

そんな沢内の道路に至るところ看板が立っている
  

      

沢内は兵庫県か?というほど標語が多い
そんな沢内に、渡辺哲哉を訪ねた
盆花のりんどうの引取である・

「今の時間、家の中にいることは無いのだけど…」と
開花が遅れて収穫作業が出来ないことを、奥さんは嘆いていた