藤沢精悦は、尊敬する百姓である。
おばぁちゃんと奥さんと、3人でいつも真っ黒になって働いている
しかし、それだけではない
余すことなく土地を平面的に,垂直的に,利用しているのである。

  

ハウスとハウスの間に里芋を植え、ハウスの中ではとうもろこしと苗の育苗、そして胡瓜
それも春先から、どんどん栽培作物が変わってくる。
「よく考えてるね〜ハウスの間だと雨が集まって過湿の状態になるから…」と奥さんに言うと
「それと風よけになるから…」と答えた

里芋は、湿った土が好ましい。二子の里芋は水田の転作利用である。
藤沢さんの里芋も「津志田の里芋」と言って地元では美味しいと評判である
 

ハウス内のとうもろこしは、求肥作物である。(肥料を求める作物)
ハウス内は、雨が降らないので肥料がドンドン溜まり、肥料過多になる
それを吸い上げる効果がある

奥さんは「これは、白いとうもろこし、自家用です。食べきれないけど…」と笑って言った。
「ハウス内でやると,タヌキにも食べられないし…」と隣の畑を見ながら

「隣の家の畑は、右側の列のとうもろこしは食べないで、左側のとうもろこしだけ食べられるの…。ちゃんと甘いのがわかってるの…」

タヌキはエライ。それ比べて人間は…