「お母さん、”いびきじき”だったのに…」と言語障害気味の魔子様が言った。
最近、物忘れがひどくなった母のことを指しているらしい。
「それを言うなら”生き字引”でしょう」と麻子様に言われていた。

庭に様々な花木が植えてあり、それぞれの名前や手入れを覚えていた母が
名前を聞いても、「わからない」とたびたび答えるようになった
先日も白い花火のような花を聞いても「知らない」という
母に「知らない」というと調べようがない。
魔子様に聞いても、見もしないで「花ニラじゃない」と適当なことを言う

 

数日前から、「この花なんて言う名前だっけ。一つの木に何色も咲く花。家にもあるけど…」
と魔子様が店に行く途中の家に咲いている低灌木の花を指した
確かに自宅にも有った。
母に、花を手折って持って行くと
「さぁ〜、何だったかね〜」と冷たい

昨日の朝、朝の挨拶がてら様子を見に行くと嬉しそうに
”うつぎ”という言葉を書いた紙を見せて「こういう名前だった」

「宇津木」だろうと思っていたらパソコンで「卯木」と変換されたが…
調べてみたら「空木」と書き、枝の中心が空洞になっているらしい。
そして驚いたことに、三色(白・ピンク・紫)が咲くのではなく、白から徐々に色が変わるらしい
…”千変万化”の言い訳の小生に似ているが…学名は「ハンサム」という意味らしい。これも小生に似ている(?)

しかし、三色ではなく「ニシキウツギ」と言う「二色の空木」らしい。

叉一つ、勉強になった。