野菜苗が、ほぼ動きが止まってきた。
家庭菜園も、ほぼ植え終わり、低温の影響で枯死した苗の植え替えも済んだのだろう
昨日客が「オクラは無いの?二回も植え直したのだけれど…また枯れちゃった」と言っていた。

そんな中、紫波長岡の阿部幸良は
「桃太郎トマトと水ナスが大量に残った。桃太郎苗は500本ぐらいあるか〜。量が出れば、安くても…」
どうやら農協の”さなぶり祭”が中止になったので、大量に余ったようだ。
(さなぶり=田植えが終わったお祝い)

少しでも消化してあげようとトマト苗を引き取りに行った。
また家庭菜園が終わっても、花は植え替えの需要がこれから出てくる
阿部幸良は、野菜苗と花苗を生産している。
今年は低温で生産が遅れ、販売チャンスを逃し、おまけに”さなぶり祭”が中止になって大打撃だ

「今日は枝豆を播くので、遅く来てくれ」と連絡があったが…
行くと奥さんと農業高校を出たばかりの長男と三人で準備の真っ最中だった。
「今日は、”ゆかた娘”を播いた。秘伝はまだ!」
「順番は?」
「早生の”湯あがり娘”、中手の”ゆかた娘”、その次が”味めぐり”、最後に晩生の”秘伝”」

枝豆は、大豆の若い奴である。枝に付いた若い豆を言う
大豆は、青豆・黒豆・茶豆・白豆とあり、白豆が主に味噌や醤油の大豆で国が育種開発している(ナンブシロメ。ミヤギシロメ等)
青豆・黒豆・茶豆などの色豆は、民間育種であり、種苗メーカーや、地域に代々伝わってきた種が数多くある
それに勝手に名前を付けるのだから、おもしろい名前が多いし、
夏の装い・ビアフレンド・庄内茶豆(だだっちゃまめの正式名)・獅子王・福成・快豆黒頭巾・
元気むすめ・サッポロミドリ・黒玉すだれ・恋姫・酒の友・酒乱みどり・泡姫・佐藤みどり・
アル中の友。もう一杯。かけつけ三杯、寝乱むすめ。(斜字は小生が命名)

名前がないのも多い
「ばぁちゃん、この青豆なんて言うの?」
「あおまめ!」
「……」

昔は、地域の青豆を枝に付いた状態で食べていたが、種苗メーカーが枝豆用の品種開発をドンドンしたので、名前が氾濫しているようである
枝豆専用といっても、枝豆で食べられる時期を過ぎれば、単なる青大豆として収穫する。
(枝豆としての収穫時期は短い)

阿部幸良は
「秘伝は6月22日頃種で播いて、その後、鳥に食べられたところを苗で播いて…、麦刈りが終わった後だろうな〜」
[麦刈りも低温で一週間ほど遅れているし…」    

         麦秋は、7月になってからだろう
麦秋が「夏の季語」と言うのを実感したのは、農業と関わりを持つようになってからである