あちこちの田んぼに、補植に入る人が見える

       

「補植」とは、田植機で植えられない、四隅を植えたり、欠株や少ない株を見つけて苗を継ぎ足すのです
田植機ができて田植えはだいぶ楽になりましたが、
田植機がUターンするところや、四角い田んぼの四隅を田植機で植えるよりも
手植えで植えた方が効率的なので、田植機の後、手植えをするのです
また機械ですから、苗箱から掻き取る動きの時に苗を掻き取れなかったり、苗の量が少なかったりが出てきます

                   

それを補うために、植えた一株一株を見ながら、苗を足して植えていくのです
これには、いろいろとありまして…
 植えない方が風が通って、生育によい
 植えた方が。収量があがる
 欠株していると見栄えがよくない
 ”せっこき”していると思われる
 ついでに草を取るのだ
まぁ田んぼの条件もありますし、人手の問題もありますし、考え方の違いも…

岩崎善隆の処へ集荷に行った
「今日は、なにも出す物ねぇ。ようやく植え方が終わった、後は四隅だけ」
と言ったそばで、奥さんが
「使い物にならないから田んぼに入いらね、身体障害者だ!」という
「どうしたの」と聞くと
「座骨神経痛だ。寝ででもいでぇ〜から。動くんだけど…」
「それはつらいね〜。嫁をもらったんだから替わりにこき使わないと…。孫たちも田んぼに入れて…孫の手も借りたいでしょう!」
孫が4人も生まれている岩崎家であった。