ふと、行ったことのない道を走ることがある。
「ここを行けば、どんなところへ出るのだろう?」
行ってみたら行き止まりだったり、民家へ突き当たったり、狭くて車が入れなかったり

あるときは、林道に入り込んで、片側が崖、片側が森で突き当たりは通行止めの柵があり、
「熊出没注意」の立て看板が出ていたりする。
バックで数百メートル戻ったが…全身汗だらけで躰が、ねじれた

あるときは、砂利道の急斜面を上り、頂上へもう少しというところでタイヤが空転し
そのままバックで、ハンドルを切り替えながら下まで降りてきた。
首が、ねじれた

好奇心が旺盛なのか?向こう見ずなのか?単なるバカなのか?

しかし、今回は大丈夫だ。なんと言ったって舗装してある。標識もある道である。
見慣れない山だが、だいたいどの辺の位置を走っているか、わかる

田んぼも水面に民家を映してのどかな雰囲気である

心安らかに運転をしていると「やっぱり、ここへ出た。」と言うところまできた。
産直銀座と呼ばれている396号だ。

ここまで来たからには、産直巡りを…   と3軒ほど回った。

しかし、どの店も似たり寄ったりである。空かごばかりで今の時期ほとんど物がない
秋に採って保管してある林檎や林檎ジュース・春堀の長芋・3月にハウスに種を蒔いた葉物
農家の余り苗のような野菜苗・山野草・そして山菜である。
 

山菜が豊富だと思っていたら、どこも申し訳程度に置いてあるだけである
当たり前ですね

農家はもっとも忙しい時期は一年に3回
5月 田植えと野菜の定植
8月 春植えの収穫と秋の種まき
10月 稲刈りと秋の収穫

年から年中忙しいが、特に忙しいのがこの時期である
特に5月は、荒かき・代掻き・田植え・捕植の水田作業。畑をおこして畝をたて、苗を植える
それを天気と人手が左右する。

こんな時期に山には入って山菜採りなどと悠長なことをやっていられない
山菜を採るのは、年取ったじいさん・ばぁさんの仕事である
また秋のキノコの時期1は、最盛期が10月と重なり同じように忙しい
おまけに地域の山だから、同じ物だけが並ぶ
ウルイならウルイだけ。コゴミならコゴミだけ…
山の産直なら、一杯山の物が並ぶだろうと思うのは幻想である

ある人が言っていた

「山菜を探して、あちこちを回ってきた、何軒かで、ようやく集めて、盛岡に戻ってきたら、一番ここが揃って充実していた」

                


         

当店は、山が好きな市民が、紫波。玉山、葛巻、岩泉、安比、そして秋田まで
かけずり回って集めてきます

「山の産直には、山の物が…」という常識を疑ってかかってみませんか?
常識をぶち破らないと、新しい時代が切り開けません(大げさだな〜)