北上に行った。江釣子の八重樫真純の処である。
今摺り米用のヒトメボレの引き取りである。

北上市議会の副議長でもある八重樫真純は、議長の替わりに中国にいって、帰ってきたばかりである。
大きな家は、シーンとしていた。呼び鈴を押すとおばぁちゃんが手押し車で出てきた。

「そろそろ昼時だから、帰ってくるども」
「じゃ〜待ってるから…」

育苗ハウスは、残り苗なのだろうか?だいぶ少ない。

                      

"へぇ〜奴はプール育苗をやっているのだ”。
サボっているようで、ちゃんとやっていることは、やっているのだ

プール育苗=プールを作って育苗箱を並べる。水やりがいらないし、均一に水がかかる
ハウスの中なので、水温が上がり保温性が保たれ、稲の生育が均一になる。
デメリット=水平を出すのが、かなり難しい

アスパラ畑は、もう養生に入っている。

        
アスパラは、種を蒔いてから3年後に収穫する。
春に芽が出てくるのを収穫し、春の終わりに、そのまま生育をさせ十分に成長をさせ光合成で養分を寝に蓄え
翌春に、再び芽が出たところを収穫する。
いったん収穫出来ると、毎年,何もしなくても収穫できる優れものである。

八重樫真純は
「堆肥をたっぷりやっているから、美味しいのだ」と自画自賛している
ソムリエの田崎伸也が、”絶賛した”というのが彼の自慢である。

 

育苗ハウスや畑を覗いて、戻ってくるとちょうど息子が田んぼから上がってきた
「親父は東京。お袋は、用事があって…。家の回りのちいさな田んぼを植えれば、今年の田植えは終わり」
と言って、慌ただしく田んぼへ戻っていった。