配達に行った。
おばあさんの一人暮らしの処である。
以前。留守だったので荷物を物置に入れてきたが…
そのあと、いくら電話をしても電話に出ない。
「ひょっとして…}
万一のことを想定したり、どこかホームに入ったのか?
家族に引き取られて行ったのか?
などとと心配していたが、しばらくして店にやってきた。
無事を確認して、安堵をしたものであるが…
そこで、注文をもらったのである。
玄関の前に立つと、どうやらいる雰囲気がする。
呼び鈴を押しても、出てこない。
玄関のドアは開いている。
ドアを開けて玄関に入ると、テレビの音が鳴っている。
もう一度呼び鈴を鳴らすが、呼び鈴が壊れているようである。
大声で「ごめんください」と叫ぶ
大声で叫んだつもりだが、声がしゃがれているので、届かない
何回か叫ぶ。
「ごめんください」「ごめんください}×12回
テレビの音とともに、笑い声が聞こえる
{ごめんください」×8回
ようやく足音がするが、また聞こえなくなってきた
「ごめんください」×11回
う〜んこまった
以前も同じ事があった。納豆屋である
昼飯時間に言ったら、誰もいなくて奥の休憩室から賑やかな声が聞こえる
そして呼び鈴は壊れていた。
何回叫んでも出てこないので、あきらめて依頼する大豆を置いて帰った。
その後、納豆屋は呼び鈴を直してくれ、休憩室のドアのありかを教えてくれた。
しかし、ここで閃いた!そうだ!
うちの魔子様に、携帯電話をした
「おーい、電話をして””玄関にいるから、出てきてくれ”と伝えてくれ」
電話が鳴った。しばらく応答が聞こえて、おばあさんが玄関に出てきた。
おばあさんは、「ごくろう、ごくろう、外からガラス戸をたたいてくれたら…」
「ところで、何を持ってきたの?」