三組の客が、かち合った。
学校の2人と、お寺の2人と、寿司屋の2人である。

客がかち合うと、いつもどこか接点がないか考える。
その接点を紹介して引き合わせるのだが…

今回は、別々の三組で、接点が見あたらない
一生懸命コーヒーを淹れながら、か細い糸をたぐるように考えたが…

出身は、愛知と長崎と、宮城と盛岡と、千葉と譜代とすべて違う
共通の知人は…

学校の若いのは、そういえばY准教授の学生だった。
Y准教授は、お寺にしょっちゅう行っている。
これか?しかし、線が弱い。

趣味は、映画が共通しているが…
片方はドキュメンタリーで、片方はドラマだ。

おまけに仏教と神道である。

山に住んでいるのと、海のものを扱う商売

子供相手の仕事と、末期高齢者の仕事と…

営利の仕事と…非営利の仕事…

金儲けに苦しんでいるのと、金に不自由していないのと、これから金儲けをしよというのと…

新婚と旧婚と…年齢差も30歳もある

美人の奥さんをもらったのと…美男のだんなと…そうでないのと…

足が短いのと…、足が長いのと…

太っているのと…痩せているのと…

背の高いのと…背の低いのと…

躰が頑丈なのと…がたがあちこちに来ているのと…

 

う〜ん、接点がない