「いおん」がする。

小生の嫌いな、イオンではない。

 

精米器から「異音」がするのである。

                                                 

”キーン、キィ〜ン”という音が止まらない。
この精米器が故障したら大変である。厨房のご飯も、店で売る米も、すべて無くなってしまう。

この精米器は、石抜き付き低温精米器である。
昔は、よくご飯の中に石などが入っていた。当時は、当たり前と思って食べていた。
しかし、今はクレームや、歯が欠けた等の保障沙汰になると言う

石が入るのは、稲刈りの時に稲刈り機が田んぼの石を拾いあげ、その石が籾すりや精米の過程で細かく砕かれて混入する。
しかし、稲刈り機が拾い上げるのは石だけではない。除草をきちんとしていない田んぼでは草の実も拾う。
最近は、石抜きの技術はや色彩選別機が普及したおかげで、滅多に石や草の実が混入することは無くなったが…
まだ一部旧式の精米器を利用している農家もある。
目視できるほど大きな草の実が入っている農家の米もあるので、注意しなければならない。
ときどき田んぼで落とした10円玉が入っていることが…(それは無い)

また玄米から米ぬかをはがすのは、摩擦である。米と米を摩擦して米ぬかを落とす。
そのために摩擦熱で、高温になる。高温になるとタンパク質が変性して味が悪くなる。
コイン精米器で、手を入れると「熱い」とまではいかないが。結構熱くなっているときがあるが、それが摩擦熱である。
当店の精米器は、「ぬるい」程度の温かさである。精米器メーカーのノウハウなのであろう
冷たいまま出てくることがあるが、それは精米が出来ていない(玄米のまま)

それに小米選別機を後から付け加えた。
これは、精米した段階でひび割れていた米が割れて小米となる。
この小米を選別してふるい落とすのである。
小米は、ご飯を炊くときに粒度がそろってないと、蒸気の抜ける穴がふさがれる。
均一にご飯が炊けないのである。調理の基本は均一に加熱することと聞く、
ご飯を炊いたときにカニ穴と呼ばれる、穴が無数に開いているご飯は美味しく炊けたと言う
そのカニ穴が蒸気穴である。そのために小米を選別してふるい落とす事が必要です。
ふるい落とした小米は、小鳥の餌として、お寺さんにもらわれていく。
殺生を禁じられているお寺さんは、窓辺によってくる雀を餌付けして、丸々と太らせて…(後は、どうしているか分からない。)

精米器の心臓とも言われる摺動部分を外してこびりついた、米ぬかをとり

小米選別機の選別機を解体して掃除をする

おもったほど糠は溜まっていないかったが…

 

これでさらさらと精米が出来る

                                                        

選別も

 

しかし、イオンは止まらない。