ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

30分前

「あんた!遅くても、早くても、文句を言って…」と魔子様

今日は、30分も前に弁当が出来た。
”もう30分寝られたのに…」
今朝は、6時起床の6時半に家を出た。
弁当の日は、時間が慌ただしい。
なんと言っても時間指定だから…
 

しかし、だんだん手際が良くなってきた。
羽釜でご飯を炊き、おかずを作り、品書きを書いて、

                               

                                     

できた!

指定時間の30分前だった。


買い物に来た大家は
「弁当屋をはじめんのか?花見にしては、早いしなぁ〜」

ワシの一本桜

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岩手山は、別名「巌鷲山」と呼ぶ

Wikipediaより抜粋
別名に巌鷲山(がんじゅさん)があるが、本来「いわわしやま」と呼ばれていたものが「岩手」の音読み「がんしゅ」と似ていることか ら、転訛したものだとも言われる。
春、表岩手山には雪解けの形が飛来する鷲の形に見えるため、これが山名の由来になったとも伝えられる。
静岡県側から見た 富士山に似ており、その片側が削げているように見えることから「南部片富士」とも呼ばれる。
古名に「霧山岳」「大勝寺山」。俗称に「お山」。「子富士」と ペアで「親富士」と表現することもある(原敬句碑より)。

 

一昨年に有名になった小岩井農場の一本桜は、昔はぽつんと立っていたが、今は展望広場ができて、多くの観光客を集めている

しかし、小岩井だけではない、あちこちに自分の自慢の一本桜がある。

これは、ワシの(巌鷲山からとった?)一本桜である。
この場所は、なかなか写真が撮りにくい。
後ろから前からと車が、来るのでヒヤヒヤものである。

こう見えても心臓が弱いのだ!
なんせ手術で心臓の毛を全部剃ってしまったのだ!(泣)

飢餓輸出

北上の八重樫真純の処へ米を引き取りに行った。
小屋からフォークリフトを取り出して、米を積んだ

玄関脇の土間の応接で、

16日から中国だぁ〜田植えがあるのに…」と
八重樫真純は、半ば困ったような顔をして…
5月の16日から姉妹都市の記念行事で中国へいかないといけないらしい

彼は北上市議会の副議長である。

 

 

「議長が飛行機に乗る出張は嫌いで、飛行機にのる出張はすべてこちらに回ってくる」といいながら
「4月の8日頃種まき、5月の8日頃から田植え、5月の20日頃終わる。当初23日出発だったからいいか…」と思っていたら
「中国の都合で、”5月の16日出発になった”と連絡が来た。困った」

「息子を独り立ちさせる、良い機会だ」と人ごとだから適当に言う。
息子は、バスケットの監督を二つ受け持って農作業をほったらかしにして飛び回っている。

「しかし、これから中国が経済成長をどんどん遂げると、日本は飢餓輸出するかもしれない」
「その可能性はあるな〜」

中国は、大豆が輸出禁止になった。国内需要で間に合わなくて逆に輸入しているらしい。
大豆の相場がじりじりと上がり始めている。
トウモロコシなどの飼料作物も、輸出が禁止されている。
肉食がどんどん盛んになってくる中国は、これからどんどん飼料を輸入するだろう。
世界で大きな生産量を占めている中国のリン鉱石も、高関税で輸出制限をしている
自国民の食糧を守るために、共産党政権はどんどんやってくる

このまえ丸紅経済研究所の柴田明夫が、某M日新聞のコラムで「地産地消などと言うナショナリズムは…」などと言っていたが
「国民の食糧を守らない国は、存在価値がない。
もともと国民国家などと言うのは、権力構造の産物なのだが…
地産地消で、地域の住民が地域の食糧を守らないといけないのだが…
日本の農家は国内よりも高ければ、輸出するかも知れない。飢餓輸出である。

蜂と鉢

「松園新聞の広告、これでいいかなぁ〜」
「これ11周年なのよ〜、店の看板も10周年になっているけど…」

                                        

4月8日金曜日に、ちいさな野菜畑でサン農園のハンギングバスケット基礎講座をやる。
その広告原稿の打ち合わせにサン農園の奥さんとの会話である。

直売所開設してから11年になるという。
当初、パンジービオラは、早春の花苗として店頭を賑わせたものだが…
今は、客を呼び寄せるための商材となって、当時の半額である。
「良いものを安く」が行き過ぎると、経営圧迫するのだが…
「鉢」を小さくしてハウスに一杯並べ、入れる土の量を少なくして、合理化に励む
これが限界だろう…と思ったら
昨年、韓国から苗を1円で輸入して、日本の土を入れて安く販売している業者がいると聞いた。
(土は防疫上輸入できないので、鉱物の資材に苗を植えて輸出している)
グローバルの安値競争は、一体どこまで行くのか?

そこへ佐々恵農園の人が「蜂」を抱えて入ってきた

「前に購入した蜂が、なんだか急に少なくなって…」

              

完熟いちごのハウスに放している「蜂」である。
サン農園では、いちごの高設栽培に取り組んでいる。
(地面ではなく、腰付近まで高い台の上に土を入れていちごを栽培する。作業が楽で管理しやすい。)
それに放す蜂が、減っていくので補充しているらしい。
最近。蜂が少なくて、あちこちで探しているということだった。
「浄法寺から、見つけてきてくれた、あっちでは養蜂が盛んらしい」と奥さんは言った。

最近「ダントツ]という稲作のカメムシ対策の殺虫剤が、養蜂家の蜂を全滅するという騒ぎになっているが…
殺虫剤は、ネオニコチノイドという神経系の農薬が使われている。カメムシだけではなく蜂まで殺してしまうのかも…
(カメムシというのは、家庭に現れる黒いカメムシとは違う。
アカスジカメムシの幼虫が米の養分を吸うので、その後に黒点が出来るのである。
別に食べても問題は無いのだが、白いご飯にごま塩のように黒い斑点が見える。気にする人は気になる。弁当業者は特に)

膨らんでいない別腹

「これ、蕎麦タレにゴマ油を垂らして、冷やしで食べると美味しいですよ」

と北風土の佐々木透社長がつぶやいた

            

冷やし青龍麺である。
”醤次郎を使ったざる用の蕎麦タレにごま油”を浸けて食べると絶品である。
夏までに、すこし見せ方の工夫が必要であるが…
しかし、青龍麺の麺は好評である。やはり細麺の縮れ麺が良かった。

「そうだ温麺のスープに蕎麦の元だれを入れたら…」と魔子様が叫ぶ
「もう一杯!」と言うが…

試食でおなかが一杯である。もう食えない。また明日だ!

試食用の別腹が欲しい。膨らんでいない別腹が…(泣)

あんた!大葉を買ってきて〜

「遅いよ!早く行くからね」とソファーで珈琲をすすっている魔子様に怒られた。
”そうだ、今日は弁当の注文だった”

昨日は陸羽を2本、寝ようかと思ったが風呂に入ったら目が醒めた。
バーボンソーダーを二杯、まだ一杯分バーボンが残っていたので「呑みきってしまえ」
ところが今度はソーダ-が余った。仕方が無くジンソーダを一杯。
ジンが、もう残り少ないので「呑みきってしまえ」とまたジンソーダを…

そんなわけで、少し頭が重い中、7時前には店に…
魔子様は厨房へ、麻子様は野菜の作業室へ、
小生は、ストーブに火を付け、トイレ掃除をして、お品書きへ

      

お品書きは、大変である。細かい変更が次から次へと
「ご飯は、玄米にするよ。餅玄米と黍を入れて…」「擬製豆腐は、失敗したから肉団子に変更」
「ポテトサラダには、菊池牧場のハムが入っているよ」「これは、岩泉産だからね〜」
と変更と追加が…あってようやく出来た

そうしたら最後の指示

「あんた!大葉を買ってきて、うちの奴が黒ずんでいる!」と叫ぶ
ようやく買ってくると
{これじゃー足りない」と再度

なんとか12時までに間に合った

                     

来週も弁当の注文が…

嫁に来ないか?

(JEPGの画像が、縦で保存したのに…。貼り付けると横になる。どうしたら戻るのだ!スズリョ!教えてくれ!)

渡辺晴久が岩手日報の人欄に載った。
もう24〜5からの付き合いだから、20年近くになる。
最初は、「ホウレン草の連作障害を直すのを教えてくれ」という話だった。
その後、自家配合発酵肥料の作り方を教えたり、合鴨農法を教えたり、一緒に稲作の勉強会にいったりした。

「なんで農業なんか、やるんですか?」と何回も聞かれた
「農業が嫌いだ。しんどい」と言っていた。
「親父が急死したために、しかたなくやっている」とも
 

まぁ〜良かった。後は嫁だ。
まだ独り身である。

誰か嫁に来ないか?

 

金をかせぐ

年が明けて震災記念日の前後だろうか、三宮・芦屋・大阪・京都へ二泊三日の旅に出た。
関西の陽気は、岩手の3月の気分だと思ったが…
岩手は3月になっても、三寒四温である。
最高気温が二桁になろと予報がでても8度程度までしか上がらない。
時折、最低気温が氷点下になり、霜柱がたつ。

芦屋で「白木蓮」を見つけた。つぼみが膨らんだ白木蓮は、3月の今は、もう散っているだろう、

家の白木蓮は、まだ十分に膨らんでいない。例年だと4月の初旬には咲き始めるのだが…
関西と岩手では、3ヶ月ぐらいの季節感の違いがある。

                     

「桜が咲いた」というニュースが聞こえるが、家の梅は、ようやくこのような状態である。

先日は”水仙が芽を出した”と思ったら、チューリップの芽も吹き出した。

              

そろそろ爆発する春を目指して、着々と準備を進めている岩手の3月である。

岩手は四季のメリハリが、はっきりしている。

花が咲き乱れ「爆発する春」短いけれど「暑い緑の夏」長い「燃える紅葉の秋」そして「凍える真っ白の冬」
今が凍える真っ白の冬から、爆発する春に向かう一番良い季節かも知れない。

ところが、稲作農家の八重樫真純は「今の時期が一番いやだ」という
家庭菜園は今年は何を植えようかという「期待に膨らむ春」なのだろうが…
農家にとっては「天候への不安と、これからの農作業」を思うと、憂鬱な気分になるのだろう
 

その差は、金を稼がないでいい人と、金を稼がないといけない人の差かも知れない。

男どもの悪口!

「嫁と姑で、男どもの悪口を言っているどご!」
と味噌造りをしていた和代さんと嫁の恵子さんは、大声で明るく笑った。

岩崎善隆さんちの”湧く湧く工房”の中である。
3月は味噌造り。5年味噌・3年味噌の仕込みが、家族総出で行われる。

                       

夏に栽培した豆3種類(白大豆・青豆・黒豆)を秋に乾燥させ。冬に豆を拾う。
 

                       

                         

以前、晩秋に「奥さんは?」と岩崎善隆さんに聞いたら「豆拾いに行っている」と言われ
丁寧な仕事をする岩崎家だから、”畑にこぼれ落ちた豆を拾いに行っているのか?大変だな〜”と思った
その後、乾燥した豆を選別することを「豆拾い」といっているようである。
一冬中、小屋の中に広げた豆を(虫食いや、斑点の着いた豆)一粒一粒取り除く手作業の選別をしているのである。
大豆は儲からない。通常は栽培した豆を農協に出せば、重油を利用した機械乾燥をして色彩選別機で選別してくれる。
それを昔ながらのやり方で、天日乾燥して手選別しているのである。

何年か前に、クレームがあった。「味噌が酸っぱい」という。
「調べてくれ」といわれて味噌屋に聞きに言ったら、「水分が多いのでは…」と言われた
そのときの天気により乾燥度合いが違う。また豆の種類によっては吸水率が違う。
保管しているときの温度変化で、発酵が微妙に変化する。
自分で食べる味噌なら、何とか利用するのであるが。岩崎さんちでは、全部捨ててしまった。
捨てるというか?発酵肥料の中に混ぜて土に返してしまう。
そんなこともあって、味噌造りを止めてしまうのか?と思ったが、その失敗をバネに続けている。
 

「今日でお終い。水につけた豆が余分にあるけど、持って行く?」
「持っていって塩ゆでして、お客さんに食べてもらって!」と奥さんの和代さんは言った。
そばで旦那は「煮汁を肥料の中に混ぜるから…」と言って、大きなバケツを運んでいった。

岩崎家の3月の恒例行事で、昨年春からの集大成でもあり、今年の春に向かう最初のイベントでもある。

気温と地温

        

種まきを工藤昇に依頼した、というよりも苗の生産を依頼した。
今がピーマンやトウガラシの播種時期である。

ただし、ハウスものでである。
露地用の苗の種まきは、まだ早い。

                        

 

ところ店で売る苗は、早くから売れる。だから種まきはハウス用と一緒である。
岩手は霜の心配が無くなる時、5月20日以降が苗の定植時期なのであるが、みんなゴールディンウィークに買ってしまう。
ホームセンターなどは

「良い苗は、早く売れるから、早めに買っておいて自分で管理して適期に植えなさい」などと言うが…

良い苗などは、ホームセンターで売っていない。あれは、見栄えが良い苗である。
良い苗は、見栄えが良くない苗である。ズングリムックリとした苗である(小生とは正反対)
(トマトだけは違う、すらりとした苗が良い(小生に似ている)

まして自分で管理するなどと言うのは、難しい。
地温が15度以上にならないと根が張らない、それ以下だと根が寒さでやられ、葉がやられて光合成ができない)
地温を上げるために農家は、電気ヒーターを使用するが、家庭では、ほとんどが出来ない

                           

工藤昇の処では、気温と地温が同時に測れる温度計を使っている。
しかし、地温を上げようと思うと気温も上がる。

「おい、ばあさんは、なにを鉢上げするのだ?」
「気温が上がりすぎて、キュウリが伸びすぎてしまって…」

おばぁちゃんは、キュウリの鉢上げの為にポットの土に灌水をしていた。

地温は蓄積である。柔らかな春の日差しが徐々に土の中を暖め温度を蓄積する。
気温は、流れである。春の日差しが空気を暖め、流れとなって感じるのである。

月別アーカイブ : 2010年3月

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